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国民健康保険とは?フリーターの国民健康保険料はどれくらい?

2019年03月13日更新

フリーターとして働いていると国民健康保険に加入する人は多いです。国民健康保険とはどんな保険制度なのでしょうか?また、フリーターの国民健康保険料はどれくらいなのでしょうか?

国民健康保険とは?

国民健康保険(国保)とは、病気や怪我をしたときに医療機関で診療が受けられるようにするための医療保険制度です。国民健康保険に加入すれば医療費は1~3割負担となります。

平成30年4月より制度が変わり、都道府県が主に国保の財政運営を行い、市区町村は資格の取得・喪失、保険証の交付、保険料の徴収、保険給付の決定、保健事業など地域内での事業を行うようになりました。

国民健康保険の加入対象者

以下の条件以外の人は国民健康保険に加入することが必要です。

  1. 職場の健康保険の加入者とその被扶養者
  2. 国民健康保険組合加入者
  3. 生活保護受給者
  4. 後期高齢者医療制度加入者(75歳以上の方および一定の障害のある65歳以上の方)

簡単にまとめると家族の健康保険の被扶養者になっていない人で、以下の条件を満たすと国民健康保険に加入することになります。

  1. アルバイト・パートで職場の健康保険に加入していない人
  2. 退職して会社の保険を脱退した人
  3. 自営業の人

日本は国民皆保険となっているため、加入対象者の条件を満たしているならば、国民健康保険に強制加入となります。

フリーターでも家族の健康保険の被扶養者から外れてしまい、かつ、アルバイト先で社会保険に加入できない場合は国民健康保険に加入することになります。

国民健康保険料は住んでいる場所で変わる

国民健康保険料は住んでいる場所によって変わります。正確な国民健康保険料を知りたいのであれば、住んでいる市区町村のホームページで調べてください。

国民健康保険料の計算式

「(1)基礎(医療)分保険料+(2)後期高齢者支援金分保険料+(3)介護分保険料」

で計算をします。(3)介護分保険料は40~64歳までの人のみにかかります。

それでは新宿区で計算してみましょう。平成29年3月23日現在の料率となります。古いデータなのであくまで参考程度としてください。毎年保険料率は変わりますし、計算式も変わることがあるので最新データは市区町村のホームページで確認をしてください。

(1)基礎(医療)分保険料

保険料
最高限度額 540,000円
所得割額 加入者全員の算定基礎額×7.47%
均等割額 加入者数×38,400円

(2)後期高齢者支援金分保険料

保険料
最高限度額 190,000円
所得割額 加入者全員の算定基礎額×1.96%
均等割額 加入者数×11,100円

(3)介護分保険料

保険料
最高限度額 160,000円
所得割額 40歳~64歳の方の算定基礎額×1.46%
均等割額 40~64歳の方の加入者数×15,600円

*介護保険料は40~64歳になるとかかる保険料です。

算定基礎額

算定基礎額とは、所得割額を計算するもとになる額です。年収ベースの総支給額ではなく、所得控除後の金額であることにご注意ください。

算定基礎額=前年の所得額-基礎控除330,000円

国民健康保険料の計算例

それでは国民健康保険料金の計算例を見ていきましょう。

計算例1

25歳で前年の所得金額が50万円とします。各種控除、保険料(国民健康保険・年金)などで前年の所得金額は個人差がありますが、年収は200万円程度の目安にしてください。加入者は本人だけとします。

算定基礎額

「算定基礎額=前年の所得額-基礎控除330,000円」なので「170,000円」が算定基礎額となります。

(1)基礎(医療)分保険料

保険料
所得割額 170,000円×7.47%=126,99円
均等割額 加入者数1人×38,400円=38,400円

(2)後期高齢者支援金分保険料

保険料
所得割額 170,000円×1.96%=3,332円
均等割額 加入者数1人×11,100円=11,100円

合計すると保険料は「65,531円」となります。月々で5,461円です。

計算例2

25歳で前年の所得金額が100万円とします。各種控除、保険料(国民健康保険・年金)などで前年の所得金額は個人差がありますが、年収は300万円程度の目安にしてください。加入者は本人だけとします。

算定基礎額

「算定基礎額=前年の所得額-基礎控除330,000円」なので「670,000円」が算定基礎額となります。

(1)基礎(医療)分保険料

保険料
所得割額 670,000円×7.47%=500,49円
均等割額 加入者数1人×38,400円=38,400円

(2)後期高齢者支援金分保険料

保険料
所得割額 670,000円×1.96%=13,132円
均等割額 加入者数1人×11,100円=11,100円

合計すると保険料は「112,681円」となります。月々で9,390円です。

計算例3

25歳で前年の所得金額が100万円とします。各種控除、保険料(国民健康保険・年金)などで前年の所得金額は個人差がありますが、年収は300万円程度の目安にしてください。加入者は本人だけとします。加入者は本人と所得0の妻がいます。

算定基礎額

「算定基礎額=前年の所得額-基礎控除330,000円」なので「670,000円」が算定基礎額となります。

(1)基礎(医療)分保険料

保険料
所得割額 670,000円×7.47%=50,049円
均等割額 加入者数2人×38,400円=76,800円

(2)後期高齢者支援金分保険料

保険料
所得割額 670,000円×1.96%=13,132円
均等割額 加入者数2人×11,100円=22,200円

合計すると保険料は「162,181円」となります。月々で13,515円です。家族がいる場合は、所得がなくても均等割額がかかることにも注意が必要です。国民健康保険料は扶養という概念がないため、家族が増えるほど保険料が高くなってしまいます。

国民健康保険より健康保険がおすすめ

フリーターであっても国民健康保険より健康保険(社会保険)に加入するのがおすすめです。厚生年金も一緒に支払うので保険料は高くなりますが、会社が社会保険料の半額を負担してくれるのでそこまで高くなるわけではありません。

また、将来の年金額も高くなります。社会保険の加入条件を満たしているなら迷わず加入するべきです。

ちなみに、最近ではアルバイトであっても社会保険に加入させる流れが強くなっているため、アルバイトだけで生活しているフリーターであれば社会保険に加入する割合が増えてきています。

まとめ

国民健康保険とは病気や怪我をしたときに自己負担額だけ支払えば医療機関を安心して受診できる制度です。

フリーターであれば、家族の健康保険の被扶養者になっておらず、かつ、アルバイト先で社会保険に加入していない場合は国民健康保険に加入することになります。

また、国民健康保険料は住んでいる市区町村によって違いますし、保険料率も毎年変更されていきます。

国民健康保険はベースとなる保険です。健康保険(社会保険)に加入したほうが将来的にも安心できるのでフリーターであっても社会保険に加入するのがおすすめです。

アルバイト先で社会保険に加入できないのであれば、社会保険に加入できる正社員になるのがおすすめです。

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