低学歴は不利?既卒の就活でも高学歴は有利になるのか
2018年11月23日更新
既卒になってしまったときでも学歴が高いと採用は有利になるのでしょうか?低学歴は不利なのでしょうか?既卒の就職活動と学歴の関係と一緒に学歴別に正社員を目指すコツもご紹介します。
目次
既卒でも低学歴より高学歴が有利
既卒の就職活動においても高学歴の既卒生のほうが低学歴の既卒生よりも有利になりやすい傾向にあります。新卒採用ほどの強い学歴フィルターはかかりませんが、それでも学歴差別があるのは事実です。
例えば、学歴以外は全く同じ能力や評価だと仮定した場合に、名も知れぬ三流大学の既卒生と早稲田大学の既卒生であれば、早稲田大学の既卒生が採用される可能性が非常に高いです。
日本においては学歴というのはわかりやすい判断指標です。既卒の場合採用してみなければ仕事ができる人かどうかはわからないケースが多いからです。
そのため、同じ能力や評価の人を採用するのであれば、学歴が高い既卒の方が有利になりやすい傾向にあります。特に有名大学出身の既卒生は、既卒生の中でも有利になりやすいです。
高学歴でも既卒になった時点で不利
ただし、高学歴の既卒でも既卒になってしまった時点で新卒生や中途採用者よりも採用は不利になりやすい現実を知っておきましょう。
また、高学歴の既卒生の中には高学歴であることだけをアピールしてしまい、落とされてしまう人もいるので注意してください。
学歴別に就職するコツ
次に、高卒、大卒など学歴別に正社員を目指して就職するコツを見ていきます。
中卒の既卒(高校中退の既卒生)
中卒の既卒(高校中退の既卒生)でも正社員を目指すことは可能ですが、高卒の既卒生よりも採用は不利になりやすいケースがあります。
また、中卒の既卒の場合は18歳未満だと正社員を目指すのが難しいケースがあります。なぜなら、既卒から正社員を目指しやすい既卒専門の就活支援サービスが18歳からしか利用できないケースが多いからです。
18歳になれば既卒専門の就活支援サービスを利用することができますが、18歳未満であればハローワークを利用して就職活動をするのが主な手段となります。
高卒の既卒(大学中退の既卒生)
高卒の既卒(大学中退の既卒生)であれば正社員を目指すことは可能です。ただし、高卒であることを理由に大卒よりも就職で不利になる可能性があることは知っておきましょう。
また、高卒の既卒から正社員を目指す方法はいろいろとありますが、18歳以上から利用できる既卒専門の就活支援サービスを利用するのがおすすめです。
「高卒の既卒から正社員として就職する方法」も参考にしてください。
大卒の既卒
大卒の既卒は既卒生の中でも正社員を目指しやすいです。大卒という学歴もありますし、年齢的にも若いからです。
また、大卒の既卒から正社員を目指す方法はいろいろとありますが、新卒採用の就活サイトや既卒専門の就活支援サービスを利用するのがおすすめです。
「就職先が決まらずに大学卒業してしまった…大卒の既卒から正社員を目指す方法」も参考にしてください。
大学院卒の既卒
大学院卒の既卒からも正社員を目指すことは可能です。ただし、30歳を過ぎると就職は難しくなるので30歳になる前に正社員を目指してください。
また、大学院卒という高学歴をアピールばかりすると落とされやすくなります。大学院で学んだことが仕事に活かせるケースは少ないので、大学院卒であることばかりアピールしないように注意しましょう。
大学院卒の既卒から正社員を目指すのであれば、既卒専門の就活支援サービスを利用するのがおすすめです。30歳までなら多くのサービスを利用することができます。
「年齢が高いから不利?大学院の既卒から正社員になる方法」も参考にしてください。
理系の既卒
理系の既卒は文系の既卒より正社員を目指しやすいケースがあります。特にプログラミングを学んでいるのであれば就職に有利となります。
ただし、研究職や開発職を目指している場合でも、大学や大学院で研究した内容が仕事で活かせるとは限りません。場合によっては理系で学んだことを活かせない会社への就職も検討してください。
「文系より有利?理系の既卒が正社員を目指すコツ」も参考にしてください。
海外留学による既卒
海外留学をしていると日本の新卒採用に間に合わずに既卒になってしまうケースがあります。海外留学をして既卒扱いになってしまった場合は、既卒でも必ず不利になるわけではありません。
短期間の語学留学ではなく海外の大学に正規留学をしているのであれば採用したいと考える企業は多いからです。
海外留学による既卒であれば非常に正社員を目指しやすいので、新卒採用の就活サイトや既卒専門の就活支援サービスを利用するのがおすすめです。
「留学すると既卒扱い?海外留学していたら既卒扱いになってしまったときの就活方法」も参考にしてください。
既卒になるなら専門学校に通うべきか
学校を卒業して既卒になるくらいなら専門学校に通って就活をやり直そうと考える人がたまにいます。
専門学校へ通ってしっかりと学んで正社員を目指すのであれば問題ありません。ただし、既卒になることが嫌で無目的で専門学校に通うのであれば意味がありません。
せっかく専門学校に通っても正社員になれないリスクが高くなるからです。専門学校へ行く目的が明確なときだけ専門学校に通うようにしましょう。
「進路としてあり?学校卒業して既卒になるくらいなら専門学校へ行くべきか」も参考にしてください。
まとめ
既卒になった場合でも低学歴よりも高学歴のほうが就職活動で有利になりやすい傾向にあります。高卒よりも大卒、二流大学よりも一流大学のほうが正社員を目指しやすいのは現実です。
ただし、どんな学歴であっても正社員を目指すことは可能です。高卒でも大卒でも正社員は目指せるのです。
そのかわりどの方法で正社員を目指すのかが重要となります。基本的に既卒になってしまったのであれば、既卒専門の就活支援サービスを利用するのがおすすめです。
既卒採用をしたいと考えている企業が多いので、既卒からでも正社員を目指しやすいからです。また、キャリアアドバイザーから就職サポートを無料で受けられるので内定率も高くなるからです。
既卒の場合でも学歴によって就職難易度は変わりますが、既卒専門の就活支援サービスを上手に利用して正社員を目指してください。
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