アイロン不要!簡単にできるスーツのしわ取り・シワ伸ばし方法【シワ取りスプレーなしでOK】
2016年12月16日更新
スーツを着ると、シワがつかないように気を付けていても着用ジワがついてしまいます。ジャケットであれば腕や背中部分、スラックスであれば膝裏部分にシワがつきやすいですよね。かといって、スーツにしわがつくたびにクリーニングに出すわけにもいきません。今回はクリーニングに出さなくてもよく、アイロン不要で簡単にできるスーツのしわ取り・シワ伸ばし方法を紹介します。
シワ伸ばしのおすすめの方法
スーツのシワ伸ばしのために毎回アイロンがけをするのは大変ですし、スーツも傷んでしまいます。実はアイロン不要で簡単にシワが取れる方法があります。
1-1. まずはブラッシング
シワ伸ばしの前にブラッシングをかならず行いましょう。ブラッシングをすることでスーツに付いたホコリを取ることができ、スーツの寿命が長くなります。
1-2. 1日着たら2日休ませる
スーツのケアの大前提としては、1日着たら最低でも2日は休ませましょう。スーツを十分に休ませることで、自然とシワも伸びていきます。
1-3. 別々にハンガーにかける
スーツを脱いだ後、買った時にもらったハンガーにジャケットとスラックスを一緒にかけていませんか?これはNGです。
ジャケットは厚みがあるハンガーにかけることで形崩れを防ぐことができます。
スラックスは裾を挟むことができるハンガーを利用してください。スラックスの重みでシワが伸びやすくなります。
また、ハンガーをかけたあとはいきなりクローゼットにしまうのではなく、風通しの良い場所で陰干しをしてからしまいましょう。
1-4. 霧吹きスプレーをかける
霧吹きスプレーでスーツに湿気を与えて、風通しの良い場所で陰干しします。水よりお湯のほうがシワが取れやすいです。臭い対策にも有効です。100均の霧吹きでOKです!
ジャケット
ジャケットは背中にシワがつきやすいです。
腕周りもシワがつきやすいです。
背中や腕などシワがついた場所を中心に霧吹きスプレーをかけましょう。
スラックス
スラックスは膝裏に特にシワがつきやすいです。
膝裏以外にもお尻周り、太もも周りにシワがつきやすいので霧吹きスプレーでぬるま湯を吹きかけましょう。
霧吹きスプレーをかけた後は、ハンガーにかけて風通しの良い場所で陰干しをしましょう。このやり方でほとんどのシワが取れます。アイロン不要で簡単にシワが取れます。
出張中に便利なしわ取りテクニック
霧吹きスプレーがないときはどうすればいいのでしょうか?出張のときにも使える方法があります。
浴室に干す
霧吹きスプレーがないときは、お風呂・シャワーに入った後の浴室15~30分ほど干しましょう。湿気が十分にないとシワが伸びないので、換気扇は回さないようにしましょう。その後、一晩外に干したり、風通しの良い場所で陰干しをしましょう。シワだけでなく臭いも軽減されます。霧吹きスプレーやしわ取りスプレーがないときに使えるので、出張中に役立つテクニックです。
しわ取りスプレーをする
出張時は、しわ取りスプレーを持って行くと便利です。特にスーツを休ませる時間もなく連続着用しないといけないケースもあるので、短時間でシワを取りたい時に便利です。もちろんしわ取りスプレーじゃなくて、霧吹きスプレーを持っていってもOKです。
しわ取りスプレーは、ジャケットやスラックスについたシワ部分にスプレーしてください。スプレーをしたらシワ部分の生地を伸ばします。スプレーが乾いたころにはほとんどのシワが取れています。臭いの対策にもなるので、出張中に重宝します。
頑固なシワにはスチームアイロン
今まで紹介した方法でシワが取れなかったことはありませんが、それでもシワがとれない場合はスチームアイロンを使いましょう。蒸気パワーであっという間にシワも取れます。蒸気による臭い軽減にもなります。
シワがつきにくいスーツを選ぶ
着用後の手入れ以外にも、シワ対策に有効な方法としては、生地が丈夫なイギリス製のスーツを選んだり、ゼニアのトラベラーズのようにシワに強く回復しやすい生地を選ぶのもおすすめです。
シワがつかないように行動する
電車や会社の椅子に座るときに、もたれかかっていませんか?スーツの背中はシワがつきやすいので座っているときにもたれかからないようにするだけで、ジャケットの背中部分にシワがつきにくくなります。
また、会社での仕事中にジャケットを脱いだり、車やバスの移動中はハンガーにスーツをかけたりと、日常においてシワがつかないように意識して行動するのも有効です。
スーツのシワ取り・しわ伸ばしは、日々のスーツケアをするだけで対策ができます。また、シワがつきにくいスーツを選んだり、しわがつかないように行動することで、そもそものシワがつきにくくなります。スーツのシワがあるとみっともないので、きちんとシワ対策・シワ伸ばしをするようにしましょう!