コロナウイルスで就職活動をどうすればいいのか悩む就活生へお伝えしたいこと
2020年02月28日更新
コロナウイルスの影響で就職説明会などの就活イベントが中止となっています。コロナウイルスの影響で就職活動をどうすればいいのか悩む就活生へお伝えしたいことがあります。
人命を第一とする
コロナウイルスは人の命を奪うリスクのある流行病です。ワクチンがあるならいいのですが、ワクチンがないので高齢者や基礎疾患が高い人は死亡してしまうリスクがあります。
就職活動と人の命を天秤にかけるときにどちらが大切ですか?言うまでもありません。命が大切です。
コロナウイルスで就職活動がストップしてしまう場合でも、あなたの命が大切です。説明会や面接などコロナウイルスに感染リスクがある就活イベントはいったんストップしても仕方ないと考えてください。
自分のことだけ考えて動くと企業にも迷惑がかかる
自分のことだけ考えて動くと企業にも迷惑がかかることを意識してください。企業は従業員が1人でもコロナウイルスにかかってしまうと、操業停止や在宅勤務などをしなくてはなりません。
大企業ですと何十億、何百億と損失を与えるリスクがあるのです。いずれ働くかもしれない企業の損得感情を考えれば、自分のことだけ考えて就職活動をしてはいけないのです。
それに自分のことだけ考えるような人を企業は採用したくありません。このような行動を取ることで落とされやすくなるリスクがあることも考えましょう。
従来と同じ就活スケジュールで考えない
今回のコロナウイルスはオリンピックが延期される可能性もあるくらい初めての危機です。つまり、従来と同じ就活スケジュールで考えてはいけないのです。
前年までは3月には○○、4月には△△だから、と考えるような柔軟性がない人間ではいけません。自分の頭で考え、これからのコロナウイルスの状況に応じて就職活動をすることが重要です。むしろ、ここで柔軟性をアピールしてください。
ちなみにこれは企業の採用担当者もどうすればいいのか悩んでいるはずです。みんな悩んでいるのだから柔軟に状況に応じて対応するしかないのです。
今できる就活対策をする
説明会がなくたって今できる就活対策があるはずです。自己分析、履歴書対策、面接対策など完璧でしょうか?
むしろ今までちゃんと就活の準備ができなかった人からすれば、就活対策をする時間が増えてラッキーくらいに考えたほうが心は楽なはずです。今できることをやりましょう。それが一番です。
Web面接になる可能性もある
コロナウイルスが春になって収束するかなどにもよりますが、企業としても採用しないといけないので、直接面接するのが無理ならWeb面接になる可能性もあります。Web面接ができるくらいのITリテラシーは身につけておいたほうがいいでしょう。
まとめ
コロナウイルスの影響で就職活動をどうすればいいか悩んでいるのは、就活生だけでなく企業の採用担当者も同じです。もうリクナビやマイナビなどの運営会社だってどうしようかと悩んでいるはずです。
今大事なのはコロナウイルスの感染拡大を防ぐことです。自分だけが良ければいいという考えは捨てて、柔軟に対応しましょう。
それに説明会がなくても就活対策をすることはできます。今できることをやりましょう。そうすればいずれ道は開けます。みんなでこの危機を乗り切ろう!
著者
とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
インフォナレッジ株式会社社長
詳細プロフィール