リクルートスーツのスラックスの選び方【ノータック?シングル?サイズ・裾丈は?】
2016年12月17日更新
就職活動のリクルートスーツで重要なのがスラックス(リクスーのズボン・パンツ)です。今回は、就職活動を有利に進めるために知っておきたいスラックスの選び方を紹介します。
サイズを計測しよう
リクルートスーツのスラックスのサイズ合わせるためには、まず自分の体のサイズ計測から始めましょう。
- ウエスト周り
- ヒップ周り
- 足の長さ(裾丈)
- 足の太さ(裾幅)
を中心に計測します。スーツ店で計測してもらいましょう。既成品のスーツであれば、ジャケットサイズが合えばスラックスサイズも大体合います。
ウエストサイズ
スラックスのサイズは主にウエストで決まります。ベルトをした状態でスラックスのサイズが合っていれば、シワもできません。また、座った状態でもシワが少なくきれいに見えます。シワができるのであればサイズは大きいです。スラックスを履いて、自分の手がスラックス内に入るゆとりがあればちょうどいいサイズです。
ウエストの位置
スラックスを履くときは、腰の骨を目安に履きます。腰骨より高かったり、腰パンのように低くなってはいけません。
ヒップサイズ
ウエストサイズはあっていてもスラックスがきつい場合は、お尻周りが大きいです。その場合は、ヒップサイズでスラックスを選び、ウエスト直しでサイズ調整をしましょう。
ノータックかワンタック
タックは、スラックスの前側にある生地を畳んだヒダです。タックがないものをノータックといい、タックが1本入っている場合ワンタック(1タック)といいます。タックが多いほど、ウエストにゆとりができ、動きやすくなります。
リクルートスーツの場合は、基本的にノータックかワンタックを選びましょう。肥満体系の場合はツータック以上となります。
裾幅は18~22cm
スラックスの最適な裾幅は、その人の体型や足の太さ、ノータック、ワンタックかによって変動しますが、ビジネススーツでは20~22cm前後が標準的な裾幅となっています。ただし、最近では、18~20cm前後の細い裾幅のスーツパンツが増えているため、リクルートスーツでは18~22cm前後の裾幅のスラックスであれば問題はないでしょう。
裾丈はワンクッションかハーフクッション
ワンクッションは、スラックスの裾が靴の甲にしっかりあたる長さで、ハーフクッションは、スラックスの裾が靴の甲に少しあたる長さです。裾幅が20~22cm前後であればワンクッションにし、裾幅が20cm以下であればハーフクッションにしましょう。
裾上げはシングル
裾上げはシングルかダブルの仕上げがありますが、リクルートスーツにおいてはシングル仕立てが基本です。ダブルはカジュアルな印象が強いため、裾上げはシングルにしてください。先ほどのハーフクッションの画像は、シングル仕立てですね。
スーツとセットで購入しよう
リクルートスーツは、ジャケットとスラックスが一式でセットになったものを購入しましょう。同じ色のジャケットとスラックスで合わせるのは避けましょう。
素材はウールが基本
スラックスの素材は、ジャケットと同じウールが基本です。リクルートスーツであれば、ポリエステルやウールとポリエステルの混合タイプでもOKです。
オーダースーツも検討
予算があるのであれば、オーダースーツで自分のサイズにぴったりのスラックスを作ってもらいましょう。イージーオーダーやパターンオーダーであれば5万円前後でオーダースーツを作ることも可能です。
必ずスーツ店でサイズ計測をして、自分に合ったスラックスを選んでもらうようにしましょう。見た目が全然違いますよ!