襟先をボタンで留めるボタンダウンシャツは就活で着てもいい?ワイシャツの襟はレギュラーカラーが基本!
2016年12月07日更新
ワイシャツの襟先をボタンで留めるワイシャツを「ボタンダウンシャツ」と呼びます。ボタンがついている以外、通常のワイシャツと変わりはないように見えます。このボタンダウンシャツは就職活動で着てもマナー的に問題ないのでしょうか?また、就活ではどんな襟をしたワイシャツを選べばよいのでしょうか?
ボタンダウンシャツは避ける
「ビジネス・フォーマルでは避けたいボタンダウンシャツの着こなしとマナー」で詳しく説明していますが、ボタンダウンシャツは、ポロの競技をきっかけに作られたワイシャツで、フォーマルなものではなく、カジュアルなワイシャツとなっています。
そのため、「ボタンダウンシャツ=カジュアル」という印象を持つ面接官もいます。いくらネクタイを締めていても、ボタンダウンを着ているだけでカジュアルな印象をもたれるリスクがあるので、就職活動中にボタンダウンシャツを着るのはやめましょう。
ノーネクタイ向けのワイシャツ
ボタンダウンシャツは、ノーネクタイに合うワイシャツです。そのため、ボタンダウンシャツにネクタイを締めているとアンバランスな印象を持たれるリスクもあるので、ボタンダウンシャツを就活で着るのは避けたほうがよいでしょう。
クールビズで主流になってはいるが…
ボタンダウンシャツは、クールビズの普及により、ビジネスシーンで着用しても違和感を感じることは少なくなっています。スーツ店でも、クールビズコーナーでボタンダウンシャツを販売しています。実際に、面接官や人事担当者でもボタンダウンシャツはもともとカジュアルシャツであったということを知らない人もいます。
ただし、スーツが好きでワイシャツに詳しい人は「ボタンダウン=カジュアル」と考えており、フォーマルな場所には適さないと考える人もいます。クールビズ指定の場合は、ボタンダウンシャツでも問題はないでしょうが、極力ボタンダウンではなく、レギュラーカラーなど襟先にボタンがついていないワイシャツを着るのが安全です。
就職活動ならレギュラーカラー
就職活動では、ワイシャツの襟は何を選べばよいでしょうか?おすすめなのは「レギュラーカラー」です。ワイドカラーなどいろんな襟の種類はありますが、就職活動では白色のレギュラーカラーを選んでおけば間違いはないでしょう。まだ持っていない人は「レギュラーカラー」のワイシャツを購入しましょう。
ビジネスシーンやフォーマンシーンにおいてもボタンダウンシャツを着用することが許容されてきています。しかし、面接官や人事担当者の中には、「ボタンダウン=カジュアル」という印象を持つ人も一定数存在します。マイナス印象を与えるかもしれないリスクを避けるためにも、就職活動ではボタンダウンシャツは着ないようにしましょう。