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ブラック企業の定義や特徴とは?検索や面接を利用したブラック企業の見分け方

2018年06月12日更新

転職する前に知っておきたいブラック企業の特徴と見分け方をご紹介します。転職活動者だけでなく、就活生にも役立ちます。

ブラック企業の定義

ブラック企業とは、違法・悪質な労働条件で労働者を働かせる企業のことです。ブラック企業には明確な定義や意味はないのが現状です。

厚生労働省も明確な定義はしてはいませんが、ブラック企業の一般的な特徴を以下のように説明しています。

  1. 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
  2. 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
  3. このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

ブラック企業の特徴

給料が安い

給料が異常に安いのが特徴です。最低賃金ギリギリとなっていることが多いです。ボーナスはもちろん出ません。

長時間労働

ブラック企業といえば長時間労働です。定時に帰れることなんてありません。1日12時間以上労働するのが当たり前となっている企業もあります。

会社全体で帰れない雰囲気を作っているので、定時に帰ることは至難の業です。また、一人あたりの業務量もおかしいので仕事が終わらずに物理的に帰ることもできません。

もちろん休憩時間も取れないほど働かせるので、食事はデスクで仕事をしながら食べることも多いです。

休日が少ない

ブラック企業は休日が少ないです。土日でも出社するのが当たり前となっています。もちろんサービス残業扱いなので休日手当は出ません。もちろん、ブラック企業では有給休暇なんて取得できません。

残業代が出ない

残業代が出ないのもブラック企業の特徴です。残業80時間以上の残業代が含まれている給与体系になっているか、サービス残業扱いにすることが多いです。

雇用契約がおかしい

「残業代は給与に含まれている」
「1日12時間労働」

など雇用契約がおかしいのもブラック企業の特徴です。労働基準法の概念がないかのような雇用契約となっていることが多いです。

法律に無知であるがゆえに怖いもの知らずです。その結果、ブラック企業になっているケースも多いです。

また、労基違反を防ぐためにみなし残業代を含む形として、残業代を支払う気のないブラック企業も多いです。法律に詳しいがゆえに、理論武装をしたブラック企業も増えているのが怖いところです。

離職率が高い

ブラック企業は離職率が高いです。入社日に退職する人もいるほどです。数ヶ月入ったらベテラン社員なんてこともざらです。また、離職率が高いので常に人手不足です。

大量の新卒採用・常時採用活動を行っている

離職率が高いために大量の新卒採用や常時採用活動を行っているのもブラック企業の特徴です。求人サイトでいつも見かける会社には注意しなければいけません。

パワハラ・セクハラが多い

ブラック企業の社長や上司はパワハラ気質のケースが多いです。とにかく理不尽なんです。殴る・蹴るという暴力行為も当たり前です。

また、女性社員に対するセクハラも多いです。女性社員に手を出す男性社員も多いので、女性社員はすぐに辞めていきます。

独自の精神論がある

「やればできる!できるまでやる!」
「無理と思わなければ無理は無理に為りません!」

など独自の精神論があるのもブラック企業の特徴です。正義も愛もないみせかけだけの精神論をふりかざし、結果が出るまで働かせるのです。

悪質なブラック企業にもなると心理学や洗脳の手法を利用して、社員をこき使うケースも多いです。どうやって社員を使い倒すかを研究しているブラック企業も多いです。

ノルマ設定が理不尽

ブラック企業はノルマ設定が理不尽です。一般企業の数倍の目標値を設定されるのにノルマ達成できなければ、理不尽に怒られます。そして、ノルマを達成すればもっと高いノルマを設定されます。

オフィスの電気が消えない

「ブラック企業は不夜城」と言われることがあるようにオフィスの電気が消えないのも特徴です。終電で帰ることもできずに会社に缶詰になっているのです。

簡単に辞められない

上司に辞めたいと言っても簡単に辞めさせてくれないのがブラック企業の特徴です。真面目な人ほどブラック企業を辞められずに苦労をすることになります。

「採用が決まるまで」「○○の仕事が終わるまで」などあれこれ理屈をつけて辞めさせようとはしません。

ブラック企業の見分け方

ブラック企業には共通点も多いです。そのため、ブラック企業の見分け方を知っておくとブラック企業に入社するリスクを下げることができます。

有名なブラック企業を知っておく

有名なブラック企業はあらかじめ知っておくことが重要です。巷にあふれているブラック企業情報を知っておきましょう。「ブラック企業ランキング」「ブラック企業偏差値」などと検索すると、ブラック企業ランキングを見ることもできます。

また、「ブラック企業が多い?ブラック職業・職種【営業・介護・研究職など】」があります。そのため、これらの職種の会社への応募を検討する場合は、あらかじめ注意しておきましょう。

年中採用をしている

ブラック企業は高い離職率のため、常に採用活動をしています。そこで転職サイトに登録して、年中採用をしているかどうか定点観測するのがおすすめです。

評判・口コミがよいおすすめの転職サイト比較ランキング」を参考に、定期的にブラック企業チェックを行いましょう。

連絡が深夜や休日に来る

書類選考通過の連絡、面接日程の調整、内定連絡などが深夜や休日に来る場合は注意が必要です。一般的な企業であれば平日の就業時間内にくるからです。

夜遅くまでオフィスに電気がついている

夜遅くでもオフィスの電気がついていると、ブラック企業の可能性が高いです。ブラック企業か不安になったら夜遅くにオフィスに電気がついているか確認するのも手です。

検索や口コミを活用してブラック企業を見抜くコツ

グーグル検索や口コミサイトを活用することもブラック企業を見抜くのには重要です。

検索結果から調べる

まず、検索サイトでブラック企業かどうかを調べる一般的な方法を紹介します。

「企業名 ブラック」
「企業名 評判」
「企業名 残業」

などで検索してブラック企業関連のページがヒットすればブラック企業の可能性が高いです。

ただし、検索結果に悩んでいるブラック企業は、ネガティブキーワード対策をしている可能性があります。

ネガティブキーワードに関するページをドメイン別に大量制作することで検索結果を埋め尽くしている可能性があるのです。このように、ネガティブキーワード対策をしている例は多いです。

筆者が知っているブラック企業でも、大量に制作されたであろうネガティブ対策ページが検索結果の上位ページを独占し、ページの内容は一貫して「実はブラックではない」というようにネガポジ変換しています。

逆に、本当はブラック企業じゃないのに、競合からの嫌がらせでブラック企業と印象づけるような嫌がらせを受けている可能性もあります。

関連キーワードから調べる方法

サジェストキーワード結果

検索窓に「企業名」を入力し、関連キーワードに「企業名 ブラック」「企業名 評判」などサジェスト表示されたら、ブラック企業の可能性は高くなります。

「企業名株式会社」「株式会社企業名」で検索するとブラック判定がしやすいです。企業名だけだとそれ以外のサービスなどの関連キーワードが出る可能性が高いためです。

ただし、ネガティブ系の関連キーワードに悩んでいる企業は、関連キーワード対策をしている可能性があります。ネガティブ系以外のキーワード検索回数を意図的に増やすことで対策をしている業者もあるほどです。

逆に、本当はブラック企業じゃないのに、競合による印象操作で、関連キーワードにブラック系キーワードがサジェスト表示されるようになっているかもしれません。

このように、検索結果だけではブラック企業かどうかを判断するのは難しい時代になってきました。そこで併用したいのが企業の評判・口コミサイトです。

口コミサイトでブラック企業かどうかを調べる方法

企業の評判・口コミサイトでは、実際に働いている社員が口コミを投稿しています。労働時間、給料、会社の雰囲気などが赤裸々に語られています。

これらの口コミサイトに登録すると、企業別に口コミを見ることができます。「キャリコネ」が有名なので、転職前に登録して口コミチェックするとよいでしょう。

ただし、口コミサイトも検索結果と同じく、業者や社員によって口コミ操作をされている可能性もあります。そのため、口コミサイトだけで判断するのも危険なのです。

情報量が多い現代においては、何が正しい情報なのかを比較し、判断することが重要です。そのため、検索サイトだけでなく口コミサイトも確認することが重要です。

また、企業規模がそれなりに大きければ、検索サイトや口コミサイトからの評判を探すことができます。

しかし、中小零細企業だとそもそも情報量がない、少ないというケースがあります。この場合は、どれだけ検索してもブラック企業を見抜くことはできません。

このように、検索結果や口コミサイトだけでは、ブラック企業を完全に見破ることは不可能です。

社員のSNSをチェックする

最近では、FacebookやTwitterなど社員のSNSチェックも役に立ちます。「会社がきつい」「残業が多い」「辞めたい」などの投稿がないか確認しましょう。

面接でブラック企業か見極める

面接はブラック企業かどうかを見抜く最後の砦となりやすいです。面接中にブラック企業かもと直感を感じたら、面接終了後に選考辞退をしましょう。それではブラック企業によくある面接の特徴をご紹介します。

面接が土日祝日

土日祝日に面接を設定してくれるので面接に行きやすいと思います。裏返せば、土日祝日でも働いているということです。通常休みの日に面接がある場合は、ブラック企業ではないかと疑いましょう。ただし、小売業など土日祝日がメインの会社は除きます。

夜遅くても面接可能

働いていると昼間に面接に行けません。夜遅くに面接できると助かりますよね。逆を言えば、どれだけ夜遅くとも面接できるくらい働いているということです。

1回しか面接がない

ブラック企業は1回面接がほとんどです。いきなり社長面接も要注意。ただし、あえて面接回数を多くしてブラック企業感を薄くしているケースもあるので注意してください。

面接が短時間

落とすつもりがないので、面接が数分や10分といった短時間になりがちです。短すぎる面接は要注意です。

募集要項と面接で説明される内容が違う

ブラック企業で、本当の仕事内容や労働条件で募集すると人が集まりません。そのため、募集要項を魅力的に偽装するケースも多いです。仕事内容が違う、年収レンジは下限から開始、年間休日が少ないなど募集要項と説明内容が違う場合は要注意です。

労働条件の話がやたらと多い

「最初の半年は契約社員」「試用期間中の残業代は出ない」など労働条件の話が多いと注意が必要です。「言った=承諾した」とブラック企業は考えます。

質問の回答が曖昧

業務内容、給与体系、離職率などの質問に対する回答が曖昧な場合も要注意です。具体的に教えるとブラック企業であることがバレてしまうので隠しているのです。

逆に、質問回答が具体的かつ綺麗すぎる場合も注意しましょう。面接の質問に対して普通に嘘しか言わない悪徳ブラック企業も多いです。質問回答があまりに綺麗すぎる場合は、注意しましょう。

いつからこれると質問される

「いつからこれる?」
「明日からこれる?」
「最短でいつからこれる?」
「有給消化中から働ける?」

などといつから働けるかを何度も質問されるとブラック企業率が高いです。また、転職日の設定もこちらの都合を考えずに、なるべく早く来て欲しいと強く要求されます。

その場で内定が出る

面接が終わったその場で内定が出ることも多いです。即採用・即内定が出たらブラック企業の可能性が高まります。

内定承諾書・入社承諾書などへのサインを求められたら、ブラック企業の可能性が高いので注意してください。

怒号が聞こえる

面接をしているのにオフィスから怒号が聞こえるのであれば注意が必要です。常に怒っているようなブラック企業である可能性が高いからです。

オフィス見学させてくれない

面接の後にオフィスを見たいと頼んでも、オフィス見学させてくれないとブラック企業率が高いです。オフィスを見せられないような状況であることがわかります。

面接会場がオフィス外

オフィスに来たらブラック企業であることがバレやすいので、オフィス外の豪華な面接会場で面接をするのもよくある手口です。

内定時の雇用契約でブラック企業を見抜くコツ

内定時の雇用契約を確認することでブラック企業を見抜くこともできます。これで見抜けなければもうおしまいです。

雇用契約書を確認させてもらえない

あえて雇用契約書を確認させないのがブラック企業の常套手段です。日本人の契約面の甘さにつけこんでいます。内定時は必ず雇用契約書や労働条件通知書などを確認しましょう。

募集要項よりも雇用条件が低い

募集要項よりも雇用条件が低いとブラック企業である可能性が高いです。最初に言っていた条件と違うのもブラック企業のよくある手法です。

「入社3ヶ月後に給料は上がります」
「結果が出せればもっと給料は高くなります」

などの甘い言葉にだまされないように注意しましょう。

試用期間が長い

試用期間が半年以上の場合は、ブラック企業である可能性が高くなります。正社員採用する気がないブラック企業もいます。

転職サイトのブラック求人を見破るコツ

転職サイトではブラック求人を見破るコツがあります。キラキラしている美人やイケメンなどの集合写真やきれいすぎるキャッチコピーなどブラック企業が多用する手法があります

転職サイトにはブラック企業ばかりあるのはなぜ?優良企業に見せかけたブラック求人を見破るコツとは」も参考にしてください。

転職エージェントでブラック求人を紹介されないコツ

転職エージェントからブラック求人を紹介されないコツは、大手転職エージェントを利用し、ブラック企業に転職したくないことをしっかりと伝えることです。

転職エージェントからブラック企業の紹介を避けるコツ」も参考にしてください。

まとめ

ブラック企業に入社しないコツは、ブラック企業に関する知識を身に付けて自衛するしかありません。

ブラック企業の特徴や面接や検索を活用した見分け方を知ることで、ブラック企業に入社してしまうリスクを下げましょう。

ブラック企業へ入社したくないなら、転職エージェントを利用しましょう。「おすすめの転職エージェント」も参考にしてください。

また、転職サイトも併用し、いつも採用しているブラック企業を見抜きましょう。「評判・口コミがよいおすすめの転職サイト比較ランキング」も参考にしてください。

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