最終面接の逆質問でおすすめの質問とNG質問
2018年02月23日更新
転職活動、就職活動の最終面接(役員面接・社長面接)の逆質問でおすすめの質問とNG質問をご紹介します。役員や社長向けの逆質問をしましょう。
最終面接の逆質問ポイント
基本的な質問はしない
最終面接の面接官は「社長」「役員」レベルとなります。
「配属先を教えてください」
「1日の仕事のスケジュールを教えてください」
などの一次面接・二次面接で聞くような配属先・業務内容などの基本的な質問はしないほうがよいでしょう。
社長・役員しか答えられない質問をする
実務レベルの質問よりも経営戦略、企業理念などの質問をしましょう。社長や役員しか答えられない質問をするのがおすすめです。
逆質問は2個まで
役員や社長は忙しいですし、最終面接の時間は短いことが多いです。何個も質問すると悪印象となりやすいです。質問は2個までにしておきましょう。
「逆質問をするときの質問数」「最終面接の面接時間が短い理由」も参考にしてください。
おすすめの逆質問
1. 経営戦略・経営目標に関する質問
「今後○○を目指すとのことですが、どのような経営戦略を考えていますか」
「○○の経営戦略は現在どうなっているのかお教え下さい」
「最終的にどんな会社を目指しているのか教えてください」
「社長の夢を教えてください」
など経営戦略や経営目標について質問をするのがおすすめです。ただし、ざっくりと「経営戦略を教えてください」と質問しないようにしましょう。
経営戦略などは多岐にわたるため、漠然とした質問だとどこまで答えればいいかの悩んでしまうからです。経営戦略は具体的に質問をしましょう。
2. 経営課題に関する質問
「社長が考える経営課題は何ですか」
「会社の課題は何ですか」
など経営課題について教えてもらうのもおすすめです。経営者から見た会社の課題を知ることで、会社に貢献するためにどう働けばいいかも見えてきます。
3. 評価基準に関する質問
「社長からみて活躍している社員の共通点は何ですか」
「社長が社員に求めることは何ですか」
「社長が仕事をするうえで一番大切にしていることは何ですか」
など社長・役員のから見た評価基準を聞くのもおすすめです。今後働くうえで何を重視すればいいかもわかります。
4. 企業理念に関する質問
「○○の企業理念に共感しております。○○を企業理念にしようと思った理由を教えていただけますか」
「企業理念を浸透させるためにどんな努力をしていますか」
理念経営をしている企業は企業理念を大事にしています。ホームページ上に企業理念の詳しい説明がない場合は、企業理念を作った理由などを質問してみてください。
5. 面接中の会話で疑問に思ったことを質問
「先ほど○○とお伺いしましたが、具体的にお教えいただけますか」
など面接中の会話を利用した質問もおすすめです。社長レベルになると端的な話や次元の高い話が多くなります。そのため、面接中に疑問に思ったことを質問するのもおすすめです。ちゃんと話を聞いているアピールもできます。
6. 熱意をアピールできる質問
「入社するまでに勉強しておいたほうがよいことはありますか」
「社長が私の立場であれば何を勉強しますか」
など熱意をアピールできるような質問も無難に使えます。社長が重要だと思う能力を磨くことで今後の出世にも役立ちます。
NG逆質問
- 配属先・業務内容など基本的な質問
- 定番の質問
- ホームページを見ればわかること
- 面接中に説明された内容
- 担当者・部長向けの質問
- 給与・休暇・残業・転勤など勤務条件関係
- ネガティブな質問
- 答えにくい抽象的な質問
- 採用前提の質問
- 「はい」「いいえ」で終わる質問
- アピールが過ぎる質問
- 教育を求めるような質問
などの質問を最終面接ではしないでください。「面接で逆質問をするときのポイントと質問例」のNG質問部分を参考にしてください。
まとめ
最終面接の面接官は「社長」「役員」であることが多いです。社長・役員しか答えられないような質問をしましょう。配属先や業務内容など基本的な質問はしないように注意してください。「面接で逆質問をするときのポイントと質問例」も参考にしてください。
関連ページ
著者
とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
インフォナレッジ株式会社社長
詳細プロフィール
転職サービスランキング1位
リクナビネクスト
4.8
NO1転職サイト!転職者の8割が利用!
転職サービスランキング2位
リクルートダイレクトスカウト
4.7
年収600万円以上なら登録必須!