面接で「自分を動物に例えると何ですか?」と質問されたときの答え方
2018年02月05日更新
転職活動、就職活動の面接で「自分を動物に例えると何ですか?」と質問されることがあります。とっさの対応力が求められる質問です。面接で「自分を動物に例えると何ですか?」と質問されたときの答え方をご紹介します。エントリーシートで同じ質問があったときにも利用できます。
質問の意図
臨機応変な対応ができるか
面接官は事前に回答を準備していないであろう質問をすることで、あなたの臨機応変な対応力・アドリブ力をチェックしています。いわゆる「自分を◯◯に例えると」シリーズとなります。
そのため、質問をされたときに上手に回答ができないとマイナス評価になってしまいます。アドリブ回答が苦手な人は事前に回答を準備しておきましょう。
人間性の確認
事前に回答を準備していない質問の回答は、応募者の人間性が見えやすいです。どんな回答をするかで、応募者がどんな人柄でどんな考えをしているのかを確認しています。
答え方
- 例えた動物
- その動物を選んだ理由
という基本構成に沿って回答をしていきます。
選ぶ動物は何でもいい
選ぶ動物は何でも構いません。その動物を選んだ理由をきちんと回答できるかがポイントです。
動物に似ているはNG
よく「犬顔なので犬です」「猫顔なので猫です」と答える就活生がいます。しかし、これはよい回答とは言えません。「動物に似ているから」は理由としては非常に弱いのです。
ちなみに筆者も「犬顔なので犬です」と就活のときにとっさに回答し、第一志望だった企業の二次面接で落とされた嫌な思い出があります。
動物の選び方
犬→真面目、忠実、社会性がある
猫→マイペース、自分を持っている、冷静
ライオン→勇気がある、コミュニケーション能力
など動物の長所となる特徴から似ている動物を選んでください。長所となる特徴から似ている動物を選ぶことで、自分の強みをさりげなくアピールすることもできます。
また、動物の短所となる特徴から似ている動物を選ばないでください。これではせっかくの質問でアピールする機会を逃してしまいます。
選んだ理由を説明しよう
似ている動物だけを答えるのはNGです。似ている動物を選んだ理由まで伝えましょう。「動物の長所となる特徴に自分が似ているから」を選んだ理由にするのがおすすめです。
「他人から言われたことがある」も手
自分で「◯◯が得意なので△△に似ています」と言うのはおこがましいという人は「○○とよく言われます」と言うのも手です。第三者からも指摘されていることから、信憑性の高さもアピールできます。
回答は簡潔に
回答短くても構いません。長く答えると回答を事前に準備したと思われやすいので注意しましょう。
例文
犬
自分を動物に例えると「犬」です。真面目な面が強く、ルールに従って忠実に物事に取り組むことが得意だからです。また、チーム全体で協力することが得意なところも、社会性を重視する「犬」に似ていると思います。
猫
自分は「猫」に似ています。マイペースな部分、自分なりのこだわりが強いところが猫に似ているとよく言われます。また、マイペースであることから冷静に状況を分析することが得意なところも猫に似ていると思います。
ライオン
自分を動物に例えると「ライオン」に似ています。難しい問題に対しても勇気を持って積極的に取り組むところがライオンに似ているとよく言われます。
似ている質問
同じ「○○に例える」シリーズとして「自分を色に例えると何色ですか?」も参考にしてください。
まとめ
「自分を動物に例えると?」と質問されたときは、とっさの回答力をチェックされています。似ている動物は何でも構いません。動物の長所となる特徴から自分が似ている動物を選びましょう。
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著者
とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
インフォナレッジ株式会社社長
詳細プロフィール
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