面接で「周りからどう思われていますか?」と質問されたときの答え方
2018年05月30日更新
転職活動、就職活動の面接で「周りからどう思われていますか?」「周りからどう評価されていますか?」と質問されることがあります。周りからの好評価であることをアピールすることが必要です。
面接で「周りからどう思われているか」と質問されたときの答え方をご紹介します。エントリーシートで同じ質問があったときにも利用できます。
質問の意図
周りからの評価を知りたい
自分以外の第三者からどんな評価を受けているのかを知りたいと考えています。周りからの評価が低い人は採用したくないからです。
自分を客観視できているかを知りたい
仕事は自分の評価ではなく周りの評価で進んでいきます。自分が周りからどう思われ、どんな評価を受けているかを理解できていなければ仕事をうまく進めることは難しいです。そのため、自分で自分を客観視できているかを確認しています。
他の回答と矛盾がないか
第三者からの評価と自己PR・長所など他の回答と矛盾がないかも確認しています。例えば、自己PRでは「チャレンジ精神が旺盛」と言っているのに、周りからは「慎重さが強み」と言っているのでは矛盾が生じてしまいます。
答え方
- 周りから見た自分の強み
- 強みを証明するエピソード
という基本構成に沿って回答をしていきます。
会社に貢献できる強みを伝える
周りからの評価を伝えるときは、必ず強みを伝えてください。弱みを伝えるのであればアピールになりません。また、会社に貢献できる強みをアピールしてください。
強みの見つけ方
「自己分析」だけでなく「他己分析」をするのもおすすめです。質問に適した回答をしやすくなります。余裕がある人は他己分析も行いましょう。
また、強みを見つける詳しい方法は「転職活動の面接での自己PRの答え方と例文」を参考にしてください。
一貫性を意識する
自己PR、長所など応募書類や質問ですでに答えた回答と矛盾がないようにしてください。回答の「一貫性」を意識してください。そのため、自己PRや長所で答えた強みを再利用しても構いません。
新しいエピソードを使う
ただし、自己PRや長所ですでに利用したエピソードは使わないのがおすすめです。強みの信憑性を高めるためにも、まだ利用していないエピソードを使いましょう。
30秒~1分以内で答えよう
30秒~1分以内(150~300文字程度)で簡潔に答えましょう。
例文
計画性
周りからはよく「計画性がある人」と言われます。
ITベンチャー企業でインターン生をしていたときに、新規メディア運営を任され、半年後に月間10万PV達成という目標が与えられました。
まず、PVを上げるために必要な施策を洗い出し、どれくらいのコンテンツが必要か計算をしました。そして、半年間のコンテンツ計画を作成しました。
また、チーム全体で毎週定例ミーティングをすることで、現在のコンテンツ制作の進捗率やPV数を確認し、PDCAを繰り返しました。
小さな積み重ねを半年間続けた結果、半年後に月間10万PVを達成することができたとき「○○君の計画があったから達成できたね」と社長や他のインターン生から計画性を評価されました。
→「自己PRの計画性」の例文を「周りからの評価」用の文章に調整しています。
聞き上手
周りからは「聞き上手な人」と評価されることが多いです。
現職では営業職として働いていますが、入社当初は自社のサービスを売り込むかばかり考えており、営業成績も伸び悩んでいました。
私はお客様の要望をきちんと理解していないことが原因だと気づき、お客様の話をしっかりと聞くように心がけました。
どんなことで困っているか、どんな要望があるのかなどをしっかりヒアリングしてから、営業提案をするように心がけました。
その結果、売上も上がり営業メンバー50人の中でトップセールスになることができました。
お客様からも「○○さんは聞き上手でこちらのニーズにあった提案をしてくれるから助かる」と「聞き上手」を評価されました。
→「自己PRの聞き上手」の例文を「周りからの評価」用の文章に調整しています。
まとめ
「周りからどう思われている」と質問されたときは、自己PRや長所など他の回答と矛盾しない、かつ、会社に貢献できる強みを伝えましょう。また、自己PRでは利用していないエピソードを選びましょう。
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著者
とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
インフォナレッジ株式会社社長
詳細プロフィール
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