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面接で「第一志望ですか」と質問されたときの上手な答え方

2018年05月31日更新

転職活動、就職活動の面接で「当社は第一志望ですか?」と質問されることがあります。第一志望の会社ではない場合でも「第一志望です!」と答えないといけないのでしょうか?面接で「第一志望ですか」と志望度を確認されたときの上手な答え方をご紹介します。

質問の意図

「当社は第一志望ですか?」
「当社の志望度はどれくらいですか?」
「当社の志望順位は何位ですか?」

と応募者の志望度を確認する質問の種類は様々です。志望度の高さを確認することはわかりますが、それ以外の質問の意図があるのでしょうか?

次の面接に進めてよいのか見極めている

一次面接や二次面接で「第一志望ですか?」と質問する場合は、次の面接に進めてよいのか見極めているケースが多いです。

次の面接では、自分の上司や役員・社長に面接をしてもらうことになるため、面接日程を組んだあとにキャンセルされると、社内での立場が悪くなってしまうからです。

しかし、志望度を確認しておけば、面接をキャンセルされた場合でも「面接では第一志望ですと答えていた」という言い訳をすることができます。社会人が自分の立場を守るために志望度を確認するケースは多いです。

内定を出すべきか見極めている

最終面接で「第一志望ですか?」と質問されたときは、内定を出すべきか見極めています。この場合は「第一志望です」と答えれば内定がもらえる可能性が高いです。応募者が本気で会社を志望しているのか最終確認しています。

答えるポイント

「第一志望です」と必ず答える

志望度に関する質問をされた場合は「第一志望です!」と答えるしかありません。それ以外の回答をすると志望度が低いと考えられてしまうので、面接で落とされる可能性が高くなってしまいます。必ず「第一志望」であることを伝えましょう。

即答が重要

「第一志望です!」と答えるまでに間があいてしまうと「本当に第一志望なの?」と疑われてしまいます。「第一志望ですか?」と質問されたら「第一志望です!」と即答することが重要です。

うそをつくべきなのか

第一志望ではない企業の面接で志望度に関する質問をされた場合、うそをついてでも「第一志望です!」と答えるべきか悩みます。この場合は「第一志望です」と答えないと面接で落とされる可能性が高くなってしまいます。

ただ、第一志望であるかどうかは曖昧なものです。今日の第一志望が、明日は第二志望に変わることはあります。

そのため、面接の瞬間だけでも「第一志望」になっているのであれば、「第一志望です!」と答えてもうそをついていることにはなりません。面接の瞬間だけでも「第一志望の企業」と思えば、うそをついたことにはならないのです。

「うそは方便」のように聞こえますが、絶対にうそをつきたくない人には使える考え方だと思います。

もちろん正直に「第二志望です」「第一志望群です」と答えても構いません。ただし、落とされる可能性が高くなってしまうリスクがあることは覚悟してください。

第一志望と答えても内定辞退は可能

「第一志望です」と答えると応募先の会社に必ず入社しないといけないように感じます。しかし、「第一志望です」と答えたとしても内定辞退をすることは可能です。

今日の面接では第一志望でも、明日には第二志望になっていることはよくあります。また、「第一志望です」と回答したからといって、法的拘束力があるわけでもありません。

「第一志望です」と答えても内定辞退をすることに問題はないので、あまり考えすぎずに「第一志望です」と答えるようにしましょう。

例文

OK回答例

「(即答で)もちろん第一志望です!」

→即答で第一志望と答えています。ただし、回答の後に第一志望と思う理由を深掘り質問されることになります。

「(即答で)御社が第一志望です!志望動機でもお伝えしたように御社の技術力の高さと顧客を重視する姿勢に魅力を感じていることから、御社を第一に志望させていただいております。」

→深掘り質問されないように第一志望である具体的な理由も一緒に伝えています。面接官も第一志望であることが納得できます。「志望動機」を再利用し一貫性があることを示しましょう。

NG回答例

「ええっと、第一志望です!」
「(無言で3秒)…第一志望です!」

→回答するまでに時間がかかるようでは、本当に第一志望であるとは思ってもらえません。即答することが必要です。

「第一志望群です!」

→第一志望群って第一志望ではないと言っているようなものです。

「第二志望です!」
「第三志望です!」

→第一志望以外の回答をすると落とされる可能性が高いです。これでは好きな人に「君のことは3番目に好きだから付き合ってくれないか」と言っているようなものです。

似ている質問

似ている質問として「面接で他社の選考状況や他に受けている企業を質問されたときの答え方」「最終面接は顔合わせや意思確認程度って本当?最終面接で入社の意思確認をされたときの上手な答え方」も参考にしてください。

まとめ

面接で「第一志望ですか」と質問されたら、「第一志望です!」と即答をしてください。志望度を確かめる質問ではそれ以外の回答をすると、面接で落とされる可能性が高くなります。志望度の高さをアピールするために必ず「第一志望です」と即答することを心がけてください。

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著者

とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
インフォナレッジ株式会社社長
詳細プロフィール

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