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面接で「会社について知っていること」「会社の業務内容」を質問されたときの答え方

2018年04月12日更新

転職活動、就職活動の面接で「会社について知っていることを教えてください」「会社の業務内容を知っている範囲で教えてください」と質問されることがあります。企業分析が重要な質問となります。

面接で「会社について知っていること・業務内容」を質問されたときの答え方をご紹介します。エントリーシートで同じ質問があったときにも利用できます。

質問の意図

志望度を確かめている

一番の目的は応募者の志望度の高さを確かめることです。本当に入社したい会社であれば、しっかりと企業分析を行っているものです。具体的に回答できるかどうかで入社の熱意をチェックしています。

業務内容を正しく理解できているか確認したい

業務内容を正しく理解できているかも確かめています。企業の意図とは異なった理解をしていると、ミスマッチ採用となるリスクがあるからです。

答え方

  1. 会社の沿革
  2. 企業理念
  3. 主な事業内容
  4. 主な実績
  5. 今後の展開

という基本構成に沿って回答をしていきましょう。

企業分析が重要

この質問は「企業分析」がどれだけできているかで決まります。企業分析した内容をもとに回答を組み立てていきます。

会社の沿革

まず、最初に会社の沿革から伝えていきましょう。何年に設立され、どんなふうに会社が成長してきたのかを伝えましょう。資本金など細かい数字は答えなくてもOKです。全体の沿革を伝えることが重要です。

企業理念

企業理念やビジョンがある会社は、企業理念についても説明しましょう。企業理念を重要視する会社は多いので好印象となります。

主な事業内容

主な事業内容を伝えていきます。事業内容が多岐にわたる会社であれば、希望職種に関連する事業内容を伝えればOKです。

事業内容が少ない場合は全部説明しましょう。事業内容をきちんと説明できるかが一番重要です。

主な実績

事業内容の主な実績についても数字を用いて説明しましょう。しっかりと企業分析ができていることがアピールできます。売上高、営業利益、経常利益や業界での立ち位置や順位などを伝えましょう。

ただし、非上場企業でIR情報が公開されていない場合は、わかる範囲で伝えればOKです。

今後の展開

今後の経営戦略や事業戦略が公開されているのであれば、今後の展開についても説明しましょう。会社の今後の方向性を理解した上で、会社を志望していることがアピールできます。

回答は長くてもOK

この質問は回答が長くなってもOKですが、あまり長くなりすぎないようにするために、1分程度(300文字程度)を目安としましょう。

面接官も重箱の隅をつつくような回答を聞きたいわけではありません。応募者が会社を正しく理解できていることを確認できればよいからです。

例文

御社は、○○社長が△△会社から独立後2010年に設立された新しいWeb企業です。企業理念は「◇◇」で、すさまじい早さで会社を拡大しております。
主要事業はWebコンサルティング事業とWebメディア事業です。新しい会社でありながら業界でもトップクラスのWeb技術を持ち、多くの大手企業へコンサルティングをしています。
また、Webメディア事業でも「□□メディア」を立ち上げ、業界内で大きな影響力を持つメディアとなっています。月間PV数も××を突破しています。
会社全体の売上も○○億円、営業利益率も15%を確保しています。
今後の経営戦略は、上場を目指し世界に通用するサービスを作ることです。Webコンサルティング事業を収益の柱としながら、Webメディア事業による大きな成長をしていくと聞いております。

→会社の沿革、企業理念、主な事業内容・実績、今後の経営戦略をしっかりと伝えています。企業分析をしっかりと行い、会社を正しく理解できていることがわかります。

まとめ

「会社について知っていること」を質問されたときは、企業分析ができているかが勝負です。

  1. 会社の沿革
  2. 企業理念
  3. 主な事業内容
  4. 主な実績
  5. 今後の展開

という基本構成に沿って、会社のことを正しく理解していることをアピールしてください。

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著者

とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
インフォナレッジ株式会社社長
詳細プロフィール

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