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面接で転職理由・退職理由を質問されたときの上手な答え方

2018年02月09日更新

転職活動の面接では「転職理由は何ですか」「退職理由を教えてください」と必ず質問されます。ポジティブな理由を答えないと転職を成功させることはできません。面接で転職理由・退職理由を質問されたときの上手な答え方をご紹介します。

転職理由と退職理由の違い

「転職理由は○○」
「退職理由は○○」

と回答するときの文章に微妙な違いはありますが、回答内容は同じです。転職理由と退職理由は表裏一体なので分けて考える必要はありません。むしろ転職理由と退職理由を分けて考えてしまうので回答するのが難しくなってしまうのです。

質問の意図

「転職理由は何ですか」
「転職したいと思ったきっかけは何ですか」
「転職を決めた理由は何ですか」
「退職理由は何ですか」
「今の会社を退職しようと思った理由は何ですか」
「前職を辞めた理由は何ですか」

など質問の種類は多いですが、面接官が転職理由・退職理由を質問する意図は何でしょうか?まずは面接官が転職理由・退職理由を尋ねる意図を理解しましょう。

転職・退職のきっかけを知りたい

転職や退職のきっかけを知りたいので質問をしているケースがほとんどです。

ポジティブな理由か

転職理由・退職理由が「ポジティブ」なのか「ネガティブ」なのかを確かめることで、前向きな転職であるかを確かめています。

後ろ向きな転職をする人は、同じような理由で転職先でも不満を感じ、転職を繰り返すことが多いからです。

転職してやりたいことが明確か

転職してやりたいことが明確であるかどうかも確認しています。転職してやりたいことがないと、転職先でも不満を感じ、転職を繰り返すリスクが高くなるからです。

志望度は高いか

転職してやりたいことが明確であり、それが応募先の会社でしか実現できないかどうかを確かめることで、応募者の志望度を確かめている面接官も多いです。また、志望動機の回答と一貫性があるかも確かめています。

ネガティブ発言をしないか

転職理由・退職理由を答えるときに、会社への不満や悪口を答える人は多いです。ネガティブな発言をする人は採用してからもネガティブな発言を繰り返し、会社の雰囲気を悪くします。応募者にネガティブな発言が多いかどうかもチェックしています。

転職理由・退職理由の選び方

志望動機を利用するのがおすすめ

転職理由・退職理由には「志望動機」を利用するのがおすすめです。志望動機を転職理由・退職理由に選べば、ポジティブな理由にしやすいからです。

また、転職理由・退職理由と志望動機の回答に「一貫性」も生まれ、志望度の高さをアピールできます。志望動機の詳細は「志望動機の書き方」を参考にしてください。

志望動機以外でおすすめの退職理由

「志望動機を利用した退職理由」を選ぶのがベストですが、リストラ、倒産、病気療養など正当な退職理由の場合は、正直に伝えても構いません。

選んではいけない転職理由

必ず「志望動機を利用した転職理由」を伝えてください。転職理由は応募先の企業に入社したいという想いを伝えることが重要だからです。以下の理由では転職できればどこでもいいように感じてしまいます。

また、キャリアアップ・スキルアップという理由は前向きに感じますが、応募先の企業でなくてもいい理由なので使うのは避けましょう。

選んではいけない退職理由

基本的に「志望動機を利用した退職理由」「正当な退職理由」を伝えてください。以下の退職理由だとネガティブな退職理由だと思われてしまいます。

また、キャリアアップ・スキルアップという理由は前向きに感じますが、応募先の企業でなくてもいい理由なので使うのは避けましょう。

答えるポイント

  1. 転職理由・退職理由
  2. 簡潔な志望動機

という基本構成に沿って回答をまとめていきます。

ネガティブな理由はポジティブ変換する

「給料が安いので転職を決めた」
「人間関係が嫌だから転職しようと思った」
「仕事がきついから退職したい」

などネガティブな転職理由・退職理由を本音で伝えては面接で落とされてしまいます。志望動機を利用してポジティブ変換してください。

「○○がやりたいので転職を決意した」
「○○の仕事に興味を持ったので退職を決めた」

というように志望動機を利用すれば、簡単にポジティブな転職理由・退職理由に変換できます。「うそをつかずに本音で答えよう!ネガティブな転職理由・退職理由をポジティブ変換するコツ」も参考にしてください。

志望動機を簡潔に伝える

転職理由・退職理由を伝えたら、最後に志望動機を簡潔に伝えましょう。回答の一貫性や志望度の高さをアピールできます。志望動機の詳細は「志望動機の書き方」を参考にしてください。

30~40秒を目安に答える

転職理由・退職理由は30~40秒(150~200文字程度)で答えるのを目安にしてください。長くなりすぎないように注意しましょう。

例文

転職理由(志望動機中心)

SEOコンサルティングを続けるうちに、メディア側の人間としてマーケティングに携わりたいと思うようになりました。御社サービスを何度もSEO分析しており、サービスに魅力を感じていました。グルメサービスの発展性も高く、SEO技術を活かして御社サービスを一緒に伸ばしていきたいと思い、御社を志望しました。

退職理由(志望動機中心)

SEOコンサルティングを続けるうちに、メディア側の人間としてマーケティングに携わりたいと思い、退職を決意しました。御社サービスを何度もSEO分析しており、サービスに魅力を感じていました。グルメサービスの発展性も高く、SEO技術を活かして御社サービスを一緒に伸ばしていきたいと思い、御社を志望しました。

→退職理由も転職理由と同じように志望動機を中心に答えるのがおすすめです。こう答えれば退職理由もポジティブとなります。

退職理由(残業が多い【ブラック企業限定】)

残業時間が多いことが退職理由です。毎月80時間以上の残業があり、休日出勤も当たり前の状態でした。仕事は面白く好きだったのですが、このままでは体調を崩してしまうと思い、退職を決意しました。

*志望動機中心の退職理由にするのがおすすめですが、ブラック企業限定の正当な退職理由となります。「面接で転職理由・退職理由を「残業が多い(休日出勤が多い・休みが少ない)」にした場合の伝え方」「面接で転職理由・退職理由を「ブラック企業」にした場合の伝え方」も参考にしてください。

退職理由(リストラ)

リストラが退職理由です。会社の業績が悪化しており、倒産を防ぐために30代以上かつ給料が一定額以上の人を中心にリストラが行われたからです。

*志望動機中心の退職理由にするのがおすすめですが、リストラも正当な退職理由となります。「面接で転職理由・退職理由を「リストラ(整理解雇)」にした場合の伝え方」も参考にしてください。

退職理由(会社の倒産)

会社の倒産が退職理由です。会社の倒産を防ぐために、必死に営業をかけ売上を伸ばし、経費を削減するためにリストラ・コストカットなども行いました。半年間必死に努力をしましたが、倒産を防ぐことができなかったからです。

*志望動機中心の退職理由にするのがおすすめですが、会社の倒産も正当な退職理由となります。「面接で転職理由・退職理由を「会社の倒産」にした場合の伝え方」も参考にしてください。

退職理由(契約期間満了)

派遣社員の契約期間満了が退職理由です。契約延長も提案されましたが、派遣社員として働くうちに、Web業界で正社員として働きたいと思うようになり、契約終了を決意しました。

*志望動機中心の退職理由にするのがおすすめですが、契約期間満了正当な退職理由となります。「契約社員・派遣社員の転職理由・退職理由が「契約期間満了」の場合の伝え方」も参考にしてください。

退職理由(病気・体調不良)

病気療養が退職理由です。○○の病気治療で半年間入院することとなり、会社を退職しました。現在では病気は完治しており、業務に支障はありません。

*志望動機中心の退職理由にするのがおすすめですが、病気療養も正当な退職理由となります。「面接で転職理由・退職理由を「病気・体調不良」にした場合の伝え方」も参考にしてください。

退職理由(介護など家庭の事情)

両親の介護のために地元に帰らなくてはいけないことが退職理由です。会社に特に不満はなく、長男として両親の面倒を見る必要があったからです。現在の介護状況ですが、日中は介護施設に預けているため業務に支障はありません。

*志望動機中心の退職理由にするのがおすすめですが、家庭の事情も正当な退職理由となります。「面接で転職理由・退職理由を「家族のため(家庭の事情)」にした場合の伝え方」も参考にしてください。

退職理由(結婚による引っ越し)

退職理由は結婚による引っ越しです。結婚と同時に引っ越しをしたため、職場まで通うのに3時間以上かかることになったからです。

*志望動機中心の退職理由にするのがおすすめですが、結婚による引っ越しも正当な退職理由となります。「面接で転職理由・退職理由を「結婚による引っ越し」にした場合の伝え方【勤務地に通えない】」も参考にしてください。

退職理由(転勤)

転勤が退職理由です。長男であるため実家で両親の面倒を見なくてはならず、引っ越しすることができなかったからです。仕事は好きだったのですが、家庭の事情でやむを得ず退職をしました。

*志望動機中心の退職理由にするのがおすすめですが、転勤ができないことも正当な退職理由となります(応募先が転勤がない会社限定となりますが)。「面接で転職理由・退職理由を「転勤」にした場合の伝え方」も参考にしてください。

その他のポイント

深掘り質問対策をしよう

「それ以外の転職理由や退職理由も教えてください」
「会社に不満はありませんでしたか」

など回答に対して深掘り質問をされることも多いです。ネガティブな回答を引き出そうとしてくるので、ポジティブな回答をすることを心がけましょう。

県外・地方から東京へ転職する場合

このページで紹介しているように正攻法で伝えればOKです。ただし、県外から来ていることで本気度をアピールしましょう。「「県外から転職」「地方から東京へ転職」する場合の面接における転職理由・退職理由の伝え方」も参考にしてください。

同職種に転職する場合

志望動機を中心に応募先の会社でなければいけない転職理由を伝えましょう。「同職種に転職するときの転職理由・退職理由の伝え方」も参考にしてください。

早期退職をした場合

試用期間中や半年以内に退職をする場合は、かなり転職するのが難しくなります。正当な転職理由がないと、採用されるのはかなり難しいです。この場合は正直に退職理由を伝えることが必要です。

半年以内で短期間退職をした場合の面接での退職理由の伝え方」「試用期間中に退職する場合の退職理由の伝え方」も参考にしてください。

第二新卒の場合

第二新卒は入社してからの年月が浅いので、面接官が納得する転職理由・退職理由を伝えることが必要です「第二新卒が面接で転職理由・退職理由を質問されたときの上手な答え方」も参考にしてください。

まとめ

転職理由・退職理由を質問されたときは、会社の悪口を言わずに前向きな転職であることをアピールすることが重要です。また、志望動機を利用した転職理由・退職理由を選び、前向きな理由を伝えましょう。

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