自己PR・長所を柔軟性(臨機応変な対応力・適応力)にするときのポイントと例文
2018年05月30日更新
転職活動や就職活動の履歴書、エントリーシート、職務経歴書などの応募書類や面接の自己PR・長所を「柔軟性(臨機応変な対応力・適応力)」にするときのポイントと例文をご紹介します。
自己PR・長所を作るときのポイント
柔軟性とは
「柔軟性」とは、その場に応じた判断・行動ができることを意味します。「臨機応変な対応力」「適応力」「順応性」も同じ強みとなります。
自分の意見がないと思われないように注意
その場の状況に流されるまま対応するような柔軟性では、自分の意見がないと思われてしまうリスクがあります。
受動的な人と思われないように、主体的に状況に応じた対応をしていることをしっかりとアピールしましょう。
臨機応変な対応力をアピールしよう
そこで、柔軟性をアピールするのであれば臨機応変な対応力があることをアピールしましょう。その場の状況に応じて最適な判断や行動ができることがわかれば、主体的な行動ができる人だとわかるからです。
会社のピンチやトラブルに対しても柔軟性を活かし、臨機応変に対応することで乗り越えられそうだと思わせることができます。
結果・実績が重要
どれだけ柔軟性があったとしても良い結果・実績がなければ、柔軟性が強みだとは思ってもらえません。柔軟性を活かすことで良い結果・実績が出ていることをしっかりとアピールしましょう。
会社に貢献できることを伝える
最後に柔軟性を活かし、会社に対してどんな貢献ができるのかを伝えましょう。
面接のアドリブ回答も重要となる
柔軟性を強みにする場合、面接でどんな質問に対しても答えられるアドリブ力が重要となってきます。
柔軟性が強みなのに質問されたとき「えーっと……」と回答に詰まってしまうようでは、柔軟性が強みなのは嘘だと思われてしまいます。面接でのアドリブ回答が苦手な人は、柔軟性を強みに選ばないほうがよいでしょう。
例文
自己PRの場合は「私の強みは~」とし、長所の場合は「私の長所は~」にしてください。
就活向け
私の強みは「柔軟性」です。
アルバイトでは結婚式場のホールスタッフをしていました。お客様の数や式中のイベントに流れが変わるため、臨機応変な対応が課題となっていました。そこでお客様の人数が多いときは、事前にドリンク配膳を行い、式開始後の注文ミスが減るようにしました。また、式中のイベントが前後することも多いため、どんなイベントがあるかを把握したうえで、順番が前後しても対応できるような準備もしました。
その結果、大きなトラブルを起こすことなく結婚式を進めることができました。私の強みである「柔軟性」を活かし、貴社の企画職として、新商品開発に貢献できればと考えています。
*「自己PR・長所でアルバイト経験をアピールするときのポイント・例文」も参考にしてください。
転職向け
私の強みは「臨機応変な対応力」です。
現職では食品の商品開発に携わっています。商品開発は世間のトレンド、ニーズの変化を知ることが重要なので、開発中の急な仕様変更への対応が課題となっていました。そこで、企画案は何個も出したうえで、商品内容の確定はギリギリまで決定しないように調整しました。こうすることで、世間のトレンドに合わせた新商品を提供しやすくなります。また、試食アンケートなどを積極的に開催することで、商品の改善点を集め、トレンドに合わせた商品開発ができるようにしました。
その結果、開発を担当した商品が社内で1番の売上になることができました。私の強みである「臨機応変な柔軟性」を活かし、貴社の企画職として、新商品開発に貢献できればと考えています。
柔軟性を長所にした場合の短所の選び方
「柔軟性」を裏返すと「優柔不断」「自分の意見がない」「行き当たりばったり」などが短所となります。
「自分の意見がない」「行き当たりばったり」は致命的な短所となりやすいので、短所に選ばないようにしましょう。
おすすめの短所は「優柔不断」です。エピソードでも改善努力を伝えやすいので、無難な短所となります。それ以外の無難な短所もおすすめです。「就活や転職で役立つ!自分の短所例の一覧」も参考にしてください。
まとめ
「柔軟性」をアピールポイントにする場合は、主体的に臨機応変な対応をしていることをアピールしてください。また、面接で回答に詰まらないようにアドリブ力も鍛えておきましょう。
最後に柔軟性を活かすことで良い結果・実績が出ていることを伝え、会社に貢献できる人材であることをアピールしましょう。
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