修正テープは使ってはいけない?書き間違えた履歴書を修正してはいけない理由
2018年03月19日更新
履歴書、エントリーシート、職務経歴書などの応募書類を書き間違えてしまうことは多いです。履歴書を書き間違えたら最初から書き直すのがマナーですが、最初から書き直すのは面倒なので修正テープや修正液などで修正をしてもよいのでしょうか?
修正テープなどで履歴書を修正してはいけない理由
履歴書を書き間違えてしまったときに考えるのが、修正テープ、修正液、修正ペンなどの修正グッズです。
しかし、履歴書は公的書類に該当するため修正テープなどを利用して修正してはいけません。修正テープを使っていいなら、第三者が履歴書の内容をいつでも改ざんできてしまうからです。
また、採用担当者としても修正テープや修正液などで訂正された履歴書を見ると志望度を疑ってしまいます。本当に入社したい会社であれば履歴書は書き直すはずだからです。
そのため、履歴書が修正されているという理由だけで落とす採用担当者も多いです。履歴書を修正することには多くのリスクがあるのです。
砂消しゴムを使ってはいけない
ボールペンでも消すことができる砂消しゴムも利用してはいけません。砂消しゴムも公的書類に使うことはできないからです。
また、砂消しゴムは紙の表面を削り取るので、砂消しゴムを利用していることがバレやすいです。履歴書を書き間違えたときも砂消しゴムは利用しないでください。
「履歴書のミスは「砂消しゴム」を利用して訂正してもいいの?」も参考にしてください。
消せるボールペンも使ってはいけない
履歴書を簡単に修正したいという理由で消せるボールペンを利用する人もいます。しかし、消せるボールペンも履歴書には利用してはいけません。「消せるボールペンで履歴書を書いてはいけない理由」も参考にしてください。
訂正印は悪印象となる
履歴書を書き間違えてしまったときに、公的書類でも修正できる方法もあります。それは二重線と訂正印を利用して書き間違いを修正することです。
ただし、訂正印で修正をすると悪印象となります。訂正印を利用することで合格できたはずの書類選考も落ちてしまうリスクがあります。そのため、訂正印で修正することはやめてください。
「履歴書を郵便局に出さないと締め切り日に間に合わない」
「履歴書を持参する面接まであと10分しかない」
など履歴書を書き直す時間がないときだけ、訂正印を利用して修正をしてください。ただし、訂正印があることで悪印象となってしまうことだけは覚悟をしておいてください。
基本的に訂正印を利用しなくてもいいように前もって履歴書を準備しておきましょう。「悪印象となるので注意!履歴書の誤字脱字を二重線と訂正印で修正する方法」も参考にしてください。
書き間違えたら面倒でも書き直す
履歴書をたった1文字でも書き間違えてしまったら、最初から書き直してください。面倒でも最初から書き直すのがマナーです。
また、書き間違えたまま履歴書を提出しないでください。ミスに気づいたら書類選考での評価は下がります。1文字のミスで落とされることもよくあります。
そのため、履歴書を書き間違ってしまったときは修正をすることなく、最初から書き直しましょう。
下書きのすすめ
履歴書をよく書き間違えてしまうという人は、履歴書の下書きや見本を活用するのがおすすめです。
住所や学歴・職歴などは見本テンプレートを作っておきます。こうすれば見本を見ながら基本情報を書くことが出来ます。
また、志望動機など企業別に内容が変わる項目を上手にまとめることができないという人は、鉛筆で下書きをしましょう。鉛筆で下書きをすれば間違えても簡単に修正できます。
「履歴書の書き間違いが多い人は「下書き」「見本」を作るのがおすすめ!」も参考にしてください。
まとめ
履歴書は公的書類に該当するため、修正テープや修正液、砂消しゴムなどで修正してはいけません。履歴書を書き間違えてしまったときは、面倒でも最初から書き直してください。
また、訂正印を利用すれば履歴書を修正することはできますが、書類選考の評価は下がってしまいます。そのため、時間がない以外は、必ず履歴書を書き直すようにしてください。
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著者
とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
インフォナレッジ株式会社社長
詳細プロフィール
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