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転職活動の書類選考の通過率はどれくらい?

2018年03月05日更新

転職活動の最初の関門が履歴書・職務経歴書の書類選考です。書類選考を突破できなければ転職することはできません。では、転職活動の書類選考の通過率(倍率)はどれくらいなのでしょうか?

書類選考の通過率の目安

転職活動の書類選考の通過率は「10~50%」が目安となります。ただし、企業や応募者のキャリアによって通過率は変わるため、参考程度にしかなりません。

例えば、人気企業が転職サイト経由で大規模に求人募集をしたら、書類選考の通過率は10%以下になることも多いです。

一方、企業が求めるようなハイスペックな人材を転職エージェントが紹介したら、ほぼ100%で書類選考を通過することも多いです。

また、企業規模によっても通過率は変わります。以下にある程度の目安をまとめました。

大企業は10%程度

大企業の通過率は低めで、10%を目安に考えましょう。

大企業や上場企業などの人気企業は、求人をかけると応募が殺到するからです。人事部が数人で採用数もそこまで多くない場合でも、1,000人以上応募があることもよくあります。

中堅企業は20%程度

中堅企業は、応募数中堅企業の通過率はやや低めで、20%を目安に考えましょう。中堅企業は、応募数、採用数は比較的多いので、通過率はやや低くなります。

中小企業は30~50%以上

中小企業は知名度や待遇の問題で応募数が少なくなりがちです。そのため、通過率は高めで30%以上が目安と考えましょう。応募数が少ない中小零細企業になると通過率は50%を超えることも多いです。

ベンチャー企業は相性次第

ベンチャー企業は相性次第ですが、とりあえず面接をしてくれる傾向があるので50%以上を目安に考えておきましょう。特に有名なビジネスマン以外がベンチャー起業しても採用が難しいため、簡単に面接してくれる社長も多いです。

通過率の計算例

計算例1

転職サイトで募集すると応募が殺到する人気の大企業の計算例となります。一次面接の最大対応人数は300人となっています。

書類選考の応募数  :3,000人
一次面接への通過者数:300人
採用予定人数    :30人
書類選考の通過率  :10%

「300(一次面接への通過者数)÷3,000(書類選考の応募数)=10%」となります。

計算例2

人気の中堅企業が転職サイト経由で募集した場合の計算例となります。一次面接の最大対応人数が少ないため、書類選考の通過率はかなり低くなっています。

書類選考の応募数  :500人
一次面接への通過者数:50人
採用予定人数    :10人
書類選考の通過率  :10%

「50(一次面接への通過者数)÷500(書類選考の応募数)=10%」となります。

計算例3

中小企業が転職サイト経由で募集した場合の計算例となります。応募数が少ないので書類選考の通過率は高くなります。

書類選考の応募数  :30人
一次面接への通過者数:15人
採用予定人数    :5人
書類選考の通過率  :50%

「15(一次面接への通過者数)÷30(書類選考の応募数)=50%」となります。

計算例4

求人募集しても人が集まりにくいベンチャー企業の計算例となります。知名度の低いベンチャー企業は応募数が低いので、通過率は高くなります。

書類選考の応募数  :1人
一次面接への通過者数:1人
採用予定人数    :1人
書類選考の通過率  :100%

「1(一次面接への通過者数)÷1(書類選考の応募数)=100%」となります。

ただし、応募書類を確認して直感で「この人は違う」と思ったら、人が足りていなくても書類選考は通過できません。

書類選考の応募数  :3人
一次面接への通過者数:0人
採用予定人数    :1人
書類選考の通過率  :0%

計算例5

転職エージェント経由で求人募集をしている場合の計算例となります。書類選考に通過できそうな人しか紹介しないので、書類選考の通過率は高くなりやすいです。

書類選考の応募数  :5人
一次面接への通過者数:4人
採用予定人数    :1人
書類選考の通過率  :80%

「4(一次面接への通過者数)÷5(書類選考の応募数)=80%」となります。

計算例6

直接応募やハローワーク経由で求人募集をしている場合の計算例となります。まとまって応募が来るのではなくパラパラと単発で応募が来るので、応募者次第で書類選考の通過率は変動します。

応募者のキャリアや能力が高ければ、書類選考は通過しやすくなります。

書類選考の応募数  :1人
一次面接への通過者数:1人
採用予定人数    :1人
書類選考の通過率  :100%

「1(一次面接への通過者数)÷1(書類選考の応募数)=100%」となります。

一方、応募者のキャリアや能力が低ければ、書類選考は通過しにくくなります。

書類選考の応募数  :1人
一次面接への通過者数:0人
採用予定人数    :1人
書類選考の通過率  :0%

計算例7

知人・友人経由で企業を紹介された場合の計算例となります。紹介してもらったということもあり、とりあえず面接はしてもらえるケースがほとんどなので、書類選考の通過率は非常に高くなります。

書類選考の応募数  :1人
一次面接への通過者数:1人
採用予定人数    :1人
書類選考の通過率  :100%

「1(一次面接への通過者数)÷1(書類選考の応募数)=100%」となります。

書類選考の通過率の考え方

書類選考の通過率の変動要素は複数あります。変動要素がどう組み合わさるかで書類選考の通過率は変わります。

求人方法

求人方法によって全体の応募数が変わるため、通過率はかなり変動します。

転職サイト(紙媒体含む)

転職サイトで求人募集をかけた場合は応募数が多い傾向にあります。そのため、転職サイト経由で求人募集をする場合は、書類選考の通過率は低くなりやすいです。

転職サイトの書類選考(レジュメ応募)はどれくらいで連絡がくる?書類選考の通過確率はどれくらい?」「求人倍率が高い!リクナビネクストの書類選考(レジュメ応募後)、面接から内定までの日数と合格率」も参考にしてください。

*フリーペーパーなどの求人誌(紙媒体)もこのケースとなりやすいです。

転職エージェント

転職エージェントが書類選考を通過できる人だけを紹介する傾向にあるので、書類選考の通過率は高くなりやすいです。

直接応募・ハローワーク

直接応募やハローワークは応募者のキャリア次第とはなりますが、採用コストがそれ以上かからないのでとりあえず一次面接をしてみようという流れになりやすいです。そのため、書類選考の通過率は高くなりやすいです。

知人・友人からの紹介

知人や友人から自分の会社に入らないかと誘われることがあります。このように知人・友人から会社を紹介された場合は、書類選考の通過率は高くなりやすいです。

書類選考の応募人数と採用予定人数

書類選考を受ける人数と採用予定人数の比率で書類選考の通過率は変わります。

例えば、書類選考を受ける人数に対して採用予定人数が少なければ、書類選考の通過率は低くなりやすいです。

一方、書類選考を受ける人数に対して採用予定人数が多ければ、書類選考の通過率は高くなりやすいです。限られた人数の中から採用候補者を選ばなくてはいけないからです。

一次面接の最大対応人数

一次面接で何人まで面接できるかによっても書類選考の通過率は変わります。

例えば、一次面接の最大対応人数が多ければ、書類選考も通過しやすくなります。一方、一次面接の最大対応人数が少なければ、書類選考も通過しにくくなります。

人気企業の求人は応募数がかなり多くなるため、一次面接の最大対応人数次第で通過率は大きく変動します。

書類選考の合格基準

書類選考の合格基準で通過率は変わってきます。

例えば、書類選考の合格基準を厳しくするなら、書類選考の通過率は低くなりやすいです。いい人がいたら採用するという考え方の場合などが該当します。

一方、書類選考の合格基準を低くするなら、書類選考の通過率は高くなりやすいです。人手不足でとにかく採用したいという場合などが該当します。

書類選考を通過するポイント

応募書類の作成方法を学ぼう

転職活動の書類選考の通過率を上げるために、履歴書と職務経歴書はしっかりと作成しましょう。正しい書き方を覚えることで通過率を上げることが可能です。以下のページを参考にしっかりと応募書類を書き上げましょう。

応募数を増やそう

通過率は応募方法や企業によって大きく変わります。応募書類の質を上げるだけでなく、応募数を増やすことも重要です。

書類選考を通過させるために、少なくとも10社以上は応募するとよいでしょう。応募数を増やすために、登録している転職エージェント・転職サイトの数を増やすのも一つの手です。

まとめ

転職活動の書類選考の通過率は「10~50%」です。企業や応募者のキャリア次第で書類選考の通過率は大きく変わります。どんな企業でも書類選考が通過できるように、履歴書と職務経歴書をしっかりと書きましょう。

書類選考を通過したら面接です。「転職活動の一次面接、二次面接、最終面接の通過率はどれくらい?」も参考にしてください。

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