自己分析シートを活用した自己分析の方法
2018年02月05日更新
就職活動だけでなく転職活動でも自己分析は役立ちます。自己分析シートを活用した自己分析の方法をご紹介します。
自己分析の重要性
自己分析をしなければ、「どんな仕事をしたいか」「どんな会社に就職・転職したいか」などが曖昧なままとなってしまいます。就職・転職の希望条件も明確にならず、就職・転職に失敗する可能性が高くなってしまいます。
また、自己分析をすることでより具体的に志望動機を作成できるようになります。「面接でよくある質問」に関係した項目が多いので、面接も通過しやすくなります。
自己分析シートを作成しよう
自己分析シートを自分用に作成しておくのがおすすめです。エクセルやスプレッドシートで作成し、いつでも見返せるようにしておきましょう。
自己分析項目は多いので全部覚えておくのは難しいですが、自己分析シートがあればいつでも分析内容を思い出すことができます。
また、就職・転職活動中に気づいたことをフィードバックすれば、就職・転職に求めることがより明確となります。
自己分析項目
自己分析シートは、今から紹介する分析項目を中心に作成してください。
基本
最低でも以下の項目は分析しておきましょう。また、分析をする際は「答え+なぜその答えなのか具体的な理由」を書き出しておきましょう。
- 性格
- 長所
- 短所
- 強み(長所以外で)
- 弱み(短所以外で)
- 特技・趣味
- 得意なこと
- 苦手なこと
- 尊敬する人
- 好きな本
- 好きな映画
- 好きな色
- 座右の銘・好きな言葉
- 一番楽しかったこと
- 一番辛かったこと
- 一番悲しかったこと
- 一番苦しかったこと
- 成功体験
- 失敗体験
- チームワークを発揮した体験
- リーダーシップを発揮した体験
- 人間関係で困ったこと
- 周りからどう思われているか
- どんなときにストレスを感じるのか
- ストレスの解消法
- 自分を色に例えると
- 自分を動物に例えると
- 自分を一言で表すと
- 自分らしさとは
- 休日の過ごし方
- 仕事とは何か
- なぜ働くのか
- 社会人として大切なこと
- 社会人と学生の違い
- チームワークとは
- リーダーシップとは
学生時代
就活生は学生時代のことを中心に質問されることが多いです。学生時代を振り返ってしっかりと自己分析をしましょう。
- 得意科目・教科
- 苦手科目・教科
- 学生時代に頑張ったこと
- 部活動・サークルで学んだこと
- 大学での研究内容
仕事選びの基準・希望条件
働くうえでは仕事選びの基準や「給与」「休日」「残業」など現実的な希望も重要です。就活生であれば譲れない希望条件を書き出します。転職者であれば、働いて気づいた譲れない条件を書き出しましょう。
- どんな仕事がしたいのか
- どんな業界に興味があるのか
- どんな職種に興味があるのか
- 働きたい会社規模はどれくらいか
- 会社・仕事選びの基準
- 給与はどれくらい必要か
- 休日はどれくらい必要か
- 希望勤務地はあるか
- 転勤はできるのか
- 海外勤務は可能か
- 残業時間はどこまで許容できるか
- 休日出勤できるのか
キャリアプラン
将来の夢・目標や今後のキャリアプランも明確にしましょう。就職・転職に求めるものが見えてきます。
- 将来の夢・目標
- 今後のキャリアプランは
- 5年後・10年後の自分はどうなっているか
- 入社後にやりたいこと
- 入社後の抱負
- どんな社会人・人間になりたいか
- 結婚した後も働くか(女性限定)
- 妊娠・出産した後も働くか(女性限定)
キャリア
自分の仕事に関するキャリアも洗い出しましょう。就活生であればアルバイトやインターン経験でOKです。
- どんな会社で働いてきたのか
- どんな業務を経験してきたのか
- どんな取引先と仕事をしてきたのか
- どんなスキルを習得したのか
- どんな実績・数字があるのか
- 仕事で成功したことは何か
- 仕事で失敗したことは何か
- 仕事の壁にぶつかったときはどう対処したのか
- 仕事で楽しかったことは何か
- 仕事で辛かったことは何か
- 仕事でやりがいを感じた瞬間はあるか
- 仕事で大切にしていることは何か
- なぜその会社で働こうと思ったのか
- なぜその会社を辞めようと思ったのか
最近のこと
「最近の○○シリーズ」の質問対策用です。
- 最近気になるニュース
- 最近関心のあること
- 最近感動したこと
- 最近熱中していること
ここまで様々な自己分析項目を紹介しました。実はこれらの項目は面接でよくある質問に必要な分析項目です。「転職活動の面接でよくある質問例」も参考にしてください。
自己分析ツールも要検討
自己分析ツールを利用するのも検討しましょう。世の中には多くの自己分析ツールがありますが、就職・転職に特化したツールを使うのがおすすめです。
エニアグラムなども有効ですが、就職・転職活動とどう結びつければいいのか自分で考える手間が発生してしまうからです。
おすすめなのがリクナビネクストのグッドポイント診断です。リクナビネクストに無料登録していれば利用できます。
診断項目も多いので、それなりに時間はかかります。しかし、その分しっかりとした診断結果である「自分の強み」を知ることができます。
*基本的に転職者向けのサービスとなるので、基本的に就活生は利用できません。
余裕があれば他己分析もしておこう!
他人に自己分析をしてもらう「他己分析」も余裕があればしておきましょう。「上手に他己分析をする方法と質問例」も参考にしてください。
まとめ
就職活動だけでなく転職活動でも自己分析は役立ちます。自己分析シートを作成し、いつでも自己分析した内容を見返せるようにしましょう。「効率的に企業分析する方法」も参考にしてください。
著者
とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
インフォナレッジ株式会社社長
詳細プロフィール
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