転職エージェントの上手な使い方と付き合い方
2018年09月06日更新
転職エージェントを上手に活用することで転職の成功率が高くなります。転職エージェントの上手な使い方と付き合い方をご紹介します。
目次
登録前に知っておきたいポイント
転職エージェントに登録する前に知っておきたいポイントから見ていきましょう。
自分に合った転職エージェントを選ぼう
総合型の大手転職エージェントと特化型の中小転職エージェントから自分に合った転職エージェントを選ぶことが重要です。
また、転職エージェント選びだけでなく優秀な担当者を探せるかどうかもポイントです。担当者次第で転職サポート内容が変わるからです。以下のページも参考にしてください。
複数の転職エージェントに登録しよう
転職エージェントを一社利用するだけでは、自分に合った転職エージェントを探せる可能性は低くなってしまいます。
転職エージェントを利用するときは複数の転職エージェントに登録して、自分に合った転職エージェントや担当者を探しましょう。
「複数利用が基本?登録数は何社?転職エージェントは掛け持ちするべき理由」も参考にしてください。
登録拒否されないようにする
転職エージェントは転職希望者なら誰でも利用できるように思います。しかし、登録するときの情報次第では「紹介できる求人はありません」と登録を断れてしまうことがあります。
登録段階で断わられないように、転職エージェントに登録するときの情報入力はしっかりと行ってください。多少キャリアが低くても熱意があると考えてもらえます。
「転職エージェントに登録を断られる理由とは?「求人を紹介できない」と断られたときの対処法」も参考にしてください。
転職サポート期間は3ヶ月だと知っておく
転職エージェントは転職が決まるまでずっと転職サポートを受けられるわけではありません。最初の面談から3ヶ月しか転職サポートを受けることはできません。
転職エージェントを利用するときは、短期間の転職活動になることをあらかじめ知っておきましょう。ゆっくり自分のペースで転職活動をしたいなら転職サイトを中心にしましょう。
「3ヶ月が基本?転職エージェントのサポート期間はどれくらいなのか」も参考にしてください。
転職エージェントと面談するときのポイント
転職エージェントとの面談は重要です。好印象を与え、良い求人を紹介してもらえるようにしましょう。
平日の夜や土日祝日でも面談OK
「平日は仕事が忙しくて夜しか時間がない」
「平日は終電まで仕事だから土日祝日しか時間がない」
という人は転職エージェントを利用できないと考えがちです。しかし、転職エージェントは平日の夜遅くや土日祝日でも面談を対応しているケースが多いです。
転職エージェントや担当者によってどこまで面談日時の調整ができるかは変わります。平日に時間が取れない人は、転職エージェントに登録して面談日時を相談してみましょう。
「土日や祝日でも面談可能?土日でも利用できる主な転職エージェント」も参考にしてください。
電話面談になったら直接面談ができないか相談しよう
登録後に電話がかかってきて、直接面談ではなく電話面談となってしまうケースがあります。この場合は、転職エージェントからの優先度が低いことが多いです。電話面談になりそうだったら直接面談ができないか直接相談をしてみましょう。
転職相談だけしたいときのコツ
転職エージェントに転職相談だけをしたいという人は多いです。実際のところ転職エージェントに相談だけすることは可能です。転職エージェントとしても将来のお客様候補となるからです。
しかし、担当者としては相談だけだと嫌がるケースが多いです。親身に転職相談に乗ってもらうためにも、転職意志があることを伝えることがおすすめです。
「相談だけでも怒られない?転職エージェントと上手に転職相談をするコツ」も参考にしてください。
面談では好印象を与えよう
転職エージェントとの面談をするときは好印象を与えることが重要です。面談で好印象となれば手厚い転職サポートを受けることができるようになります。
面談前には履歴書・職務経歴書を準備しておき、転職の希望条件をまとめておきましょう。服装はスーツでなくても構いませんが、オフィスカジュアルのように清潔感を意識しましょう。
また、転職エージェントには本音で相談をしてください。ただし、ネガティブな転職理由などはポジティブに言い換える工夫は必要です。
さらに面談後はお礼メールを送るようにしましょう。好印象を与える以外にもビジネスマナーがあることをアピールできます。
「準備やお礼は?転職エージェントとの面談を成功させるコツ」も参考にしてください。
面談後に放置されないように注意しよう
転職エージェントとの面談で印象が悪くなると、連絡が来なくなってしまうことや連絡が非常に遅くなってしまうことがあります。転職エージェントからの印象が悪くならないように注意しましょう。
「放置されてる?転職エージェントから連絡がこない・連絡が遅くなる理由と対処法」も参考にしてください。
転職エージェントの上手な活用法
転職エージェントを利用すると様々な転職サポートを受けることができます。せっかく転職エージェントを利用するのでフル活用することをおすすめします。
履歴書・職務経歴書添削を受けよう
転職エージェントを利用するなら履歴書や職務経歴書の添削を受けましょう。書類選考の通過率が高くなります。
こちらからお願いしないと応募書類の添削をしない転職エージェントも多いので注意してください。以下のページも参考にしてください。
模擬面接をしてもらおう
転職エージェントを利用するなら模擬面接をお願いしましょう。それ以外にも各種面接対策を受けることで、面接の合格率が高くなります。こちらからお願いしないと面接対策をしない転職エージェントも多いので注意してください。
「面接サポートで合格率は上がる!面接対策に強い転職エージェント」も参考にしてください。
不採用の理由を教えてもらおう
転職エージェントを利用しなければ不採用の理由を教えてもらうことはできません。転職エージェントを利用する大きなメリットです。
そのため、転職エージェント経由で応募をして不採用になった場合は、なぜ不採用になったのかを教えてもらいましょう。不採用の理由を教えてもらうことで、今後の転職活動に活かすことができるからです。
「転職活動で不採用の理由を教えてもらえないのに転職エージェントだけが不合格の理由を教えるわけ」も参考にしてください。
再応募できるか相談しよう
別の転職エージェントや転職サイト経由で落とされてしまった企業を紹介されることがあります。このときに再応募できるかどうかは転職エージェントや企業次第です。
再応募したいと思えるような企業の場合、転職エージェントに一度落とされてしまったことを伝えた上で、再応募ができるか相談してみましょう。
「転職サイト、転職エージェント、直接応募で不採用になった会社に再応募することはできるのか」も参考にしてください。
合格しやすい応募方法を選ぼう
転職エージェント経由で応募したほうが合格率は高くなりやすいですが、転職サイトや直接応募をしたほうが受かりやすいケースもあります。
転職サイトなどで同じ求人を見つけたときは、合格率が高くなりやすい応募方法を選ぶことも検討してください。
「転職サイト、転職エージェント、直接応募、ハローワークの応募方法で有利不利になるのか」も参考にしてください。
企業との面接後はお礼をしよう
企業との面接後はお礼メールを送るのがおすすめです。転職エージェントや企業からの印象が良くなりやすいです。
「転職エージェントにお礼は必要?面談、面接、内定後にお礼をするべきなのか」も参考にしてください。
給与交渉は代行してもらう
年収アップをしたいのであれば転職エージェントに給与交渉を代行してもらいましょう。自分で給与交渉をするより年収アップをしやすくなります。
「給与交渉を代行してくれる?転職エージェントを利用して年収交渉を成功させる方法」も参考にしてください。
転職エージェントとの上手な付き合い方
転職エージェントからの印象が悪くならないように上手に付き合うこともポイントです。
連絡への返信は素早く
転職エージェントからメールや電話で連絡が来たら、素早く返信をしてください。転職エージェントはスピードが命です。
「返信は素早く!転職エージェントとメールや電話のやり取りをするときのポイント」も参考にしてください。
連絡を無視しない
転職エージェントからの連絡が多いので、連絡を無視してしまう人がいます。しかし、転職エージェントからの連絡を無視すると、良い求人を紹介してもらえなくなってしまいます。
転職エージェントからの連絡は無視をしないでください。また、連絡が多い場合は、電話に出られる時間帯を伝える、メール連絡をまとめてもらえないかなどを依頼してください。
「無視してはいけないのはなぜ?電話やメールの連絡がしつこい転職エージェントの対処法」も参考にしてください。
強引にゴリ押しされても断ろう
強引な転職エージェントになると希望しない求人にも応募させようとする、内定辞退をしているのに強引に入社させようと説得をしてきます。強引にゴリ押しされても断ることが重要です。
「ゴリ押しされてうざい!強引でしつこい転職エージェントの対処法」も参考にしてください。
求人は上手に断ろう
転職エージェントから希望条件に合わない求人を紹介されることは多いです。今後希望条件にマッチした求人を紹介してもらうためにも上手に求人を断ることが必要です。断る理由を具体的に伝え、転職に希望する条件を改めて伝えましょう。
「応募したくない!転職エージェントから紹介された求人の上手な断り方」も参考にしてください。
ブラック企業を紹介されたら指摘しよう
転職エージェントから紹介された求人がブラック企業だったということは意外と多いです。転職エージェントのビジネスモデル上、ブラック企業はお得意様となるからです。
ブラック企業を紹介されたときは「この会社ってブラック企業で有名ですよね?」と指摘をしましょう。こうすればブラックを紹介されるリスクも減ります。
「転職エージェントからブラック企業の紹介を避けるコツ」も参考にしてください。
面接辞退は避けよう
転職エージェントは企業からお金をもらっているので、企業との関係性を重視します。しかし、面接辞退をすると、転職エージェントに対する企業の信頼がなくなってしまいます。
そのため、面接辞退をすると転職エージェントからあなたに対する印象が非常に悪くなってしまいます。今後も手厚い面接サポートを受けるためにも面接辞退をするのは避けましょう。
「転職エージェントの面接辞退はできる?上手に選考辞退をするコツ」も参考にしてください。
上手に内定辞退しよう
転職エージェント経由で応募した企業から内定をもらっても内定辞退をすることはできます。内定が出ても入社したいと思わないのであれば、上手に内定辞退をしてください。
転職エージェントは内定が出るとあの手この手で入社させようと説得してくるので、内定辞退をしたいという自分の意志を貫くことが重要です。
「転職エージェント経由で内定が出ても辞退できる?上手に内定辞退をするコツ」も参考にしてください。
結果連絡が遅いならこちらから確認しよう
面接結果や内定連絡は一週間程度かかることが多いです。また、連絡が遅くなるのは転職エージェントが原因の場合もあれば、企業が原因の場合もあります。
どちらにせよ、一週間を過ぎても連絡が来ない場合は、転職エージェントに結果確認をしてみましょう。以下のページも参考にしてください。
書類選考や面接の合格率は気にしない
書類選考:15~30%
面接 :20~50%
内定 :30~50%
となっていますが、あなたのキャリアや応募先の企業によって合格率は全く変わります。あくまで目安程度に考えておきましょう。
また、転職エージェントによっては「書類選考の通過率は20%なので10件以上応募しましょう」と応募数を自然に増やそうとするケースもあります。
これらの数字はあくまで目安と考え、自分のペースを守って転職活動をすることが重要です。
「転職エージェントの書類選考通過率・面接通過率・内定率はどれくらい?」も参考にしてください。
重複応募しない
複数の転職エージェントを利用するときに注意してほしいのは、同じ求人に重複応募しないことです。企業や転職エージェントからの印象が悪くなってしまいます。
今後の転職サポートにも悪影響を及ぼすので、重複応募はしないで1つの転職エージェントからのみ応募するようにしてください。
「複数の転職エージェントから同じ企業の求人を紹介されても重複応募してはいけない理由」も参考にしてください。
トラブルに発展しないように注意
転職エージェントを利用しているとあなたや転職エージェントが原因でトラブルに発展してしまうことがあります。トラブルになると大変なのでトラブルに発展しないように対処することが必要です。
「要注意!転職エージェントで起きやすいトラブル例」も参考にしてください。
転職エージェントの裏事情を知っておこう
転職エージェントのビジネスモデル、手厚い転職サポートをしてくれる理由、厳しいノルマなど裏事情を知っておきましょう。
転職エージェントにはノルマがあることを知っておく
転職エージェントには厳しいノルマがあることを知っておきましょう。
ノルマを達成するために、希望条件に合わない求人に応募させようとする、内定が出れば強引に転職させようとすることもあるからです。
ノルマがあることを知っておけば、転職エージェントの口車に乗せられるリスクは少なくなります。
「転職エージェントにノルマや売上目標はある?」も参考にしてください。
転職エージェント内で書類選考がある
転職サイトや直接応募をするときは企業内での書類選考しかありません。しかし、転職エージェントを利用すると転職エージェント内でも書類選考が行われることがあります。
企業への応募者が多い場合、全ての人を企業に紹介するわけにはいかないからです。転職エージェントを利用すると転職エージェント内の書類選考があることも知っておきましょう。
「転職エージェントの書類選考期間はどれくらい?」も参考にしてください。
役に立たない担当者も多い
転職エージェントは担当者によって転職サポート力が変わります。役に立たない担当者や信用できない担当者も多いので、自分で見分けることが重要です。以下のページも参考にしてください。
ブラックリストに載らないように注意
「連絡を無視する」
「担当者にひどい言動をする」
「企業との面接を無断で休む」
などの行為を繰り返すと転職エージェントのブラックリストに載ってしまいます。ブラックリストに載ってしまうともうその転職エージェントは利用できなくなるので注意しましょう。
「転職エージェントにもブラックリストはある?ブラックリストに載ると転職エージェントは利用できないのか」も参考にしてください。
このような裏事情を知っておくことで転職エージェントに希望しない転職をさせられるリスクも少なくなります。
「転職で後悔しないために知っておきたい!転職エージェントの裏事情」も参考にしてください。
担当者や転職エージェントは変更できる
転職エージェントの担当者は変更することができます。担当者と合わないときやレベルが低いときは、担当者を変更することを検討しましょう。
また、担当者を変更しても合わない場合は、別の転職エージェントを利用しましょう。自分に合った転職エージェントや担当者を探すことが重要です。
並行して退会手続きもしましょう。退会をするまで求人紹介などの連絡が来てしまいます。連絡を無視していると、次回その転職エージェントを利用することができなくなってしまうリスクがあります。以下のページも参考にしてください。
内定後の注意点
転職エージェント経由で応募した企業から内定が出た場合は、採用確定の内定なのかを確認しましょう。また、労働条件が希望条件を満たしているか確認をしましょう。
「転職エージェントから内定が出た!内定後の注意点」も参考にしてください。
まとめ
転職エージェントを上手に活用するための使い方や付き合い方をご紹介しました。転職エージェントの担当者に好印象を与え、手厚い転職サポートを受けられるようにしましょう。
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